胎動はいつからわかる？初産婦だと遅い？開始時期・妊娠時期別の感じ方など詳しく解説！

胎動を感じるタイミングの前に、そもそも胎動とはなんでしょう？漢字を見てわかる通りですが、胎児の動きのことを指します。お母さんの子宮の中で赤ちゃんが元気に動いているとそれがお母さんにも伝わり、出産前から母親としての自覚が芽生えてくる人が多くいます。胎動により、赤ちゃんの存在と元気に成長していることが実感できるのも嬉しいですね。

胎動の感じ方、いつから感じ始めるの時期は人によって違い、胎児の成長や出産に影響するものではないのであまり神経質になる必要はありません。始めは小さな動きなのでそれを察知できるかどうかは妊娠経験、体型なども関係しているといわれています。

どんな胎動かで赤ちゃんの個性がすでにわかるという話もあります。激しく動く赤ちゃん、おとなしくてゆっくりな赤ちゃん、色々な赤ちゃんがいます。兄弟でも違うはずです。どんな動きでも胎動を感じてさえいれば心配はいりませんし、もしなかなか胎動を感じられなくても超音波検査で動いていることが確認できていれば問題ありません。

(胎動については以下の記事も参考にしてみてください)

そんな胎動ですが、いつから感じるものなのでしょうか？初産の人は妊娠中期になると気になってくるところでしょう。

胎動をいつから感じたかについてのアンケートによると、1番多いのが妊娠6ヶ月で約30％、次に妊娠5ヶ月が約42％、そして妊娠4ヶ月・7ヶ月が約11％となり、あとはその他ということです。一般的には4～6ヶ月くらいでわかる妊婦さんが多いということになります（※1）。

実際お腹の中では妊娠8週目頃から動いていますが、その頃は赤ちゃんがまだ小さく、腹壁の厚さや羊水の量なども関係していて動きを感じられていないのです。

中には4ヶ月頃で早くも胎動を感じる妊婦さんもいますが、そうやって早くから胎動に気付けるのは、初産ではなくもうすでに胎動を体感したことのある経産婦さんが多いようです。以前の妊娠中の胎動の感覚を覚えているので、それに似た感覚があったときに、これは胎動かなとすぐに思うことが出来ます。

初産だと胎動を感じるのが遅いように言われることがありますが、それは、胎動を感じたことがないので、小さな刺激を感じても「消化によるものかな」「腸の調子が悪いのかな」と思うなどして、胎動であるとはすぐにわからないからでしょう。胎動だとわかっていないだけで意外と早くから感じているものです。

感じ方もいつからわかるかの時期もバラつきがあるので、超音波検査で赤ちゃんが動いている姿が確認できているようであれば、胎動がわからなくても焦らず気長に待っていましょう。