別れた後の男性心理は？女性と真逆？後悔して引きずる期間が復縁のチャンス！

お互い好きになって付き合ったのに、少しのすれ違いで別れは訪れてしまうもの。振った、振られた、自然消滅など別れには様々な形がありますが、別れた後の気持ちも十人十色です。「なんであんな奴と付き合ったんだろう」とか「最低の男だった」、「もっと大事にすればよかった」のように怒りや悲しみ、後悔など別れた理由によって千差万別の感情が生まれます。

また、別れた直後と別れてからしばらく時間が経過した後では気持ちにも違いが生じます。別れた後すぐは怒りでいっぱいだったのに、時間が経てば相手を恋しく思ってしまうということも多々あります。別れを決断した時は顔も見たくないと思うぐらい強い怒りを抱えていても、時が負の感情を癒してくれるものなのです。

悲しくも恋人と別れてしまった後、男性と女性ではその反応は大きく違ってきます。一般的には女性は感情的、男性は理論的と言われます。別れた後の反応でも、女性は自分のエモーショナルな部分を補おうとし、男性はより具体的に「別れからくる喪失感」という問題に取り組もうとします。

女性は恋人と別れたら「失恋会」や「〇〇ちゃんを慰める会」などと称して、数人で集まって失恋トークに花を咲かせます。恋愛漫画や海外のガールズドラマなどでもよく見る光景ですよね。辛い思い出を口にして友達に慰めてもらったり、「ヒドイ男だったよね」と共感してもらうことで失恋による心の傷を癒そうとするのです。

反対に男性は女性とは違い、別れた彼女の話をあまり多くは語りません。それよりは、男友達と中身のない会話やくだらないバカ騒ぎをしてぱーっと遊ぶ方を好みます。実際には失恋を引きずる気持ちがあっても、別のことに集中して過去の恋人のことを忘れようとします。

男性と女性では思い出への向き合い方にも違いがあります。例えば、女性は別れた後、時間があれば自ら進んで元彼のことを思い出します。楽しかった思い出や嬉しかった思い出を何度も繰り返し頭の中で再生し、その度に失恋の悲しい気持ちに浸ります。SNSに意味深な投稿をしたり、付き合っていた当時聞いていた曲を聞いたりして、ひたすら感傷に浸ります。

男性の場合は、あえて過去の恋愛のことは思い出さないようにします。元カノを彷彿（ほうふつ）とさせるものは全て生活から消去。SNSやLINEもブロックし、思い出に触れる機会を自ら遮断してしまうのです。

一つの恋が終わって、次の恋へと踏み出す時、女性の場合は無意識に見た目や声のような外見的な特徴や性格、喋り方、考え方などがどこか元彼に似たような相手を選んでしまう傾向があります。運よく新しい彼と付き合い始めても「元彼はこうだった」とか「元彼とここが違う」などのように、今彼と元彼を比べてしまいます。

そんな女性とは対照的に、男性はむしろ新しい恋愛の違いを楽しむ人が多いようです。例えば、前の彼女がロングヘアーであったらショートヘアの女性を選ぶなど、外見も職業も真逆の相手を好きになります。このように恋人と別れた後、女性は慣れ親しんだものを恋しがり、男性は新鮮さを求めるという違いがあります。