臨月のウォーキングは安産に効果あり?妊娠後期の散歩に適切な時間・距離や注意点も!

【医師監修】臨月のウォーキングが安産に効果的と言われています。この記事では、臨月に散歩やウォーキングをする効果や、適切な距離・時間を解説します。さらに、散歩やウォーキングをする際のコツ・注意点もあわせて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 臨月にウォーキング・散歩はしてもいい?
  2. 臨月の散歩・ウォーキングの効果は?安産にいい?
  3. 臨月の散歩やウォーキングに適切な距離・時間は?
  4. 臨月の散歩・ウォーキングをする際のコツ・注意点8つ
  5. 臨月に散歩やウォーキングはどれくらいしてた?〜先輩ママの体験談〜
  6. 臨月は適度な散歩・ウォーキングでリフレッシュ!

臨月の散歩やウォーキングは、遠くへ行かず家の近所を歩くようにしましょう。妊娠後期や臨月は、突然体に変化が表れる可能性もあります。外出中に急に陣痛が始まることも臨月ならばあり得ます。特に、散歩やウォーキングなどの運動で体を動かしている時であればなおさらですよね。

体調面に何か異変を感じた時にすぐに家へ戻れる場所なら、安心してウォーキングすることができます。妊娠後期や臨月に散歩やウォーキングをする時は、遠くまで行かず家のまわりを歩くようにしましょう。

増田陽子

内科医

家の周りを歩ける方は、顔見知りも多く何かあってもすぐに家に帰れるのでオススメです。

2. 臨月の散歩・ウォーキングをする際のコツ・注意点【天気の良い日に】

臨月や妊娠後期の散歩は、天気の良い日に行いましょう。毎日運動しなければと無理して天気の悪い日に行うと、様々なリスクがあります。雨の日の足元は滑りやすく不安定で、転倒する可能性もあり危険です。また、くもりの日でも途中で雨が降ってくると体を冷やしてしまいます。

妊娠後期の体は、普段以上に大切にしなければいけません。安産のためのウォーキングで、危険な目に遭ってしまってはもとも子もありませんよね。ウォーキングや散歩をする時は天気予報をしっかり確認し、天気の良い日に出かけましょう。

3. 臨月の散歩・ウォーキングをする際のコツ・注意点【安全な道を】

臨月は散歩やウォーキングをする時は、歩く場所にも注意しましょう。安全な道を選んで、ウォーキングすることが大切です。砂利や舗装されていない道、段差の多い道など、つまずきやすい場所は妊婦さんにはとても危険です。普段は大丈夫でも、お腹の大きい妊娠後期はいつも以上に足元を取られやすくなっているのです。

臨月の散歩やウォーキングは、きちんと舗装された段差のない道を選び、安全に歩けるようにしましょう。

増田陽子

内科医

妊娠中は足元が見えにくいので、足首を痛めやすいです。なので普段よりも十分気をつけましょう。

4. 臨月の散歩・ウォーキングをする際のコツ・注意点【母子手帳や保険証を携帯】

臨月に散歩やウォーキングに出かける時は、手ぶらでは行かず母子手帳と保険証はしっかり携帯しましょう。散歩中に陣痛や破水などが起きる可能性もゼロではありません。突然のトラブルが起こっても焦らず対応できるよう、母子手帳と保険証は必須です。

また、何かが起きた時にすぐ連絡できるよう携帯電話も持っておきましょう。陣痛や破水など自分ではどうしようもない時は、周りの人に助けを求めることも必要です。

5. 臨月の散歩・ウォーキングをする際のコツ・注意点【お腹の張りに気を配る】

臨月の散歩やウォーキングでは、体調面にもしっかり気を配りましょう。特に、お腹の張りには注意が必要です。「少しお腹が張ってるな」と感じるときは、無理せず散歩やウォーキングは休みましょう。安産のための適度な運動なのに、無理をしてしまっては元も子もありません。

散歩やウォーキングにする時は、しっかり自分の体調と相談をしてから出かけましょう。

6. 臨月の散歩・ウォーキングをする際のコツ・注意点【陣痛や破水に備える】

臨月の散歩やウォーキングでは、突然陣痛や破水が起こっても不思議ではありません。そのため、短い時間の散歩やウォーキングでも、陣痛や破水に備えた準備をしておくことも大切です。破水が起きた時は、タオルや大きめのナプキンが使えます。タオルやナプキンを持っておくと、焦らず対応できるでしょう。

また、散歩やウォーキングの時に限りませんが、突然の陣痛の際には頼れる人や移動手段を確保しておくと安心です。家族や友達などはもちろん、陣痛が起きた時に対応してくれるタクシー会社などを調べておくと良いでしょう。

7. 臨月の散歩・ウォーキングをする際のコツ・注意点【程よく人のいる場所を選んで】

臨月の散歩やウォーキングは、人のまったくいない場所や極端な人混みは避けましょう。人がまったくいない場所だと、何かトラブルが起きた時に助けを求めることができません。反対に、混雑しすぎている場所ではぶつかったり転倒したりする危険性があります。陣痛や破水など何か起きた時のためにも、程よく人のいる場所を選んで散歩すると良いでしょう。

8. 臨月の散歩・ウォーキングをする際のコツ・注意点【自分のペースで歩く】

臨月の散歩やウォーキングは、自分のペースで行うことも大切です。運動効果を上げたいからと、早歩きをしたり走るなどの無理をするのは禁物です。また、何時間、どれくらいの距離歩かなければと決まりを作る必要もありません。

臨月の運動は、あくまでも適度に行うことが大切なのです。「疲れたな」と少しでも感じたらしっかり休み、気持ち良いと感じる程度の運動にとどめましょう。