陣痛が5分間隔でくる!痛くない?出産までの時間や子宮口の状態など!
【医師監修】『前駆陣痛』『本陣痛』の違いや、陣痛が5分間隔になった時の状態・痛みなどを紹介します。また「陣痛が5分になってから出産までの時間を〈初産〉〈経産婦〉の場合に分けて詳しく紹介します。陣痛が5分間隔をきったらすべきことや、先輩ママの体験談もあわせて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
カズヤ先生
産婦人科医
特に高齢初産婦の場合は難産道強靭といって、子宮口や膣壁がなかなか熟化して来ずに、最終的に分娩停止から帝王切開になってしまう症例も多くあります。
陣痛が5分間隔を切ったらどうすればいいの?

実際に陣痛の間隔が5分を切ったら、どのように過ごせば良いのでしょうか。6つ紹介します。
赤ちゃんのことを想像しよう

陣痛の間隔が5分を切る頃、赤ちゃんはだんだんと頭を回転させて、産道を下る準備段階に入っています。この頃のママは陣痛の痛みも強くなってきてくじけそうになる瞬間もありますが、お腹の中で赤ちゃんが頑張っている姿を想像すれば、一緒に乗り越えられますね。
呼吸を意識してみる

人は痛みを感じると、思わず身体全体をこわばらせてしまいがちです。陣痛のような激痛ではなおさら、その痛みに息を止めてしまうことも多いでしょう。ママの呼吸は赤ちゃんに酸素を送る大事な手段です。ゆっくりと大きく息を吸ったり吐いたりすることは、ママの身体のリラックスにもつながります。痛みが強い時ほど呼吸を意識してみてくださいね。
陣痛の合間にできるだけ休む
陣痛の間隔が5分程度の場合、まだ余裕のあるママもいます。気を紛らわすために歩いていたというママや、中には陣痛の合間に激しい睡魔に襲われてウトウトと眠る「眠り産」を経験するママもいます。いずれにしても、痛くない間はなるべく身体をリラックスさせるようにしましょう。
子宮口が全開になるまでは”いきみ逃し”をする
陣痛の間隔が5分を切ってくると、赤ちゃんの頭がどんどん下りてきます。その刺激のせいで、いきみたくなってくるママもいるでしょう。しかしまだ子宮口が全開でない場合に無理にいきむと、トラブルが起こる危険性があります。
この段階では上手に「いきみ逃し」することをおすすめします。肛門あたりをあまり痛くない程度に押したり、いきみを逃すような呼吸をしてみてください。また、違うことを頭に思い浮かべていきみたい気持ちを逸らすことも有効です。
カズヤ先生
産婦人科医
まだ子宮口が全開になる前に、勇み足でいきんでしまうと子宮頸管という赤ちゃんの出口が避けてしまうことがあります。 これを子宮頸管裂傷といいます。 子宮頸管裂傷が起こった場合は、産後に産婦人科医が縫合などの処置を行う必要があります。
自分が一番楽な姿勢を取る

病院では赤ちゃんの心拍数を測る計器などをお腹に付けていることも多いので難しい場合がありますが、なるべく自分が一番楽な姿勢を取りましょう。四つん這いが楽だというママもいますし、抱き枕に抱き着く横向きが楽なママもいます。座っているのが楽という場合もありますから、体勢を変えたい場合は遠慮せず医師や看護師に伝えてみてくださいね。
誰かにそばに居てもらう

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