陣痛から出産までの流れ・平均時間は?初産と経産婦とでは違う?体験談も
【医師監修】妊娠後期には「陣痛から出産まではどんな流れなの?」と不安になるものです。今回は「陣痛の始まり方」「陣痛から出産までの平均時間」「陣痛の持続時間」「初産と経産婦さんの流れの違い」などについてご説明していきます。出産を経験したママたちの体験談もぜひご覧くださいね。
陣痛とは?

陣痛とは、赤ちゃんを産むための子宮収縮の際に感じる痛みのことを指します。そして、妊娠後期に入ると「陣痛から出産までの流れ」に対して不安になる妊婦さんが多いものです。「陣痛はどんな始まり方なの?」「陣痛の時間はどれくらい続くの?」といった疑問を抱えている初産の方もいるでしょう。
そこで今回は「陣痛から出産までの流れ」「陣痛の始まり方」「陣痛の平均時間」「初産と経産婦さんとの出産の違い」などについて、先輩ママたちの体験談も交えながらご説明していきます。陣痛から出産までの流れを理解して、自分自身の出産に備えましょう。
(陣痛については以下の記事も参考にしてみてください)
陣痛の時間の計り方

陣痛の始まりを把握するには、まず痛みを感じる時間を計る必要があります。計測した時間をもとに、陣痛かどうかを判断しましょう。ただ「陣痛の時間はどうやって計るの?」と悩んでしまう方も少なくありません。そこで、ここでは陣痛の時間の計り方についてご説明します。産院に連絡するタイミングについても触れていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
(陣痛については以下の記事も参考にしてみてください)
陣痛の時間の計り方【回数を数える】
女性
20代後半
陣痛の始まりを感じたときは、まず1時間のうちに感じる痛みが何回ぐらいか数えてたよ。初産だから慌てちゃって、時計で時間を計ったりできなかった。
こちらの女性のように、初産や突然陣痛が起こった場合に慌ててしまい「陣痛が来るたびに時間を計る余裕はない」という状況になることもあるでしょう。「陣痛かな?」という痛みを感じたら、まずは1時間のうちに何度痛みを感じたか数えてみてください。
「1時間に6回痛くなったから、10分おきに陣痛が起きているのかな?」と落ち着いて考えることができる状態になれば、続いてご説明する「間隔の計測」を行いましょう。
陣痛の時間の計り方【間隔を計測する】
陣痛が来た時間を確認する余裕ができたら、陣痛かどうかを判断するために「痛みの間隔」を計ってみましょう。規則的な間隔で痛みが起きていれば、陣痛である可能性が高いと言えます(※1)。時計を見て何分おきに痛みが起こっているのか確認してくださいね。初産の場合は10分間隔、経産婦さんの場合は15分間隔の時点で産院に連絡しましょう。
最近では、携帯アプリで痛みが起きた時間を計測する妊婦さんも多くみられます。簡単に時間の計測ができますので、ぜひ取り入れてみると良いでしょう。
先輩ママ(妊活経験有)
20代前半
下の子のときは、経験してたからのんびり陣痛の間隔を計ってた。「まだ大丈夫かな」と思っていたら、あれよあれよと間隔が縮まっていって。大急ぎで産院に向かったよ。
経産婦さんの場合は、陣痛時間の間隔が縮まるペースが予想以上に早いこともあります。陣痛の始まりを確信したら、いつ入院になっても良いように準備を進めておきましょう。痛みの間隔に余裕があるうちにお風呂や食事を済ませ、家族にも連絡を入れておくと安心です。
カズヤ先生
産婦人科医
産院への連絡のタイミングは基本は初産婦10分間隔、経産婦15分間隔で良いと思いますが、これはケースバイケースです。 以前より切迫早産で入院管理されていたような妊婦さんなら、より早めに連絡しないといけないですし、家から産院までの距離によっても早めに連絡をしないといけない場合はあります。
(入院準備については以下の記事も参考にしてみてください)
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