陣痛が5分間隔でくる!痛くない?出産までの時間や子宮口の状態など!

【医師監修】『前駆陣痛』『本陣痛』の違いや、陣痛が5分間隔になった時の状態・痛みなどを紹介します。また「陣痛が5分になってから出産までの時間を〈初産〉〈経産婦〉の場合に分けて詳しく紹介します。陣痛が5分間隔をきったらすべきことや、先輩ママの体験談もあわせて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. 陣痛とは?
  2. 陣痛が5分間隔の時ってどんな状態?痛みは?
  3. 陣痛が5分間隔になったら出産までの時間はどれくらい?
  4. 陣痛が5分間隔の時でも子宮口が開かないことはある?
  5. 陣痛が5分間隔を切ったらどうすればいいの?
  6. 陣痛が5分間隔になった時どんな感じだった?〜先輩ママの体験談〜
  7. 陣痛が5分間隔になっても焦らず行動しよう!

陣痛とは?

10か月の妊娠期間を経て出産予定日間近になると、お腹の強い張りを頻繁に感じるようになります。これは子宮が出産に向けて収縮を始めたサインです。この収縮によって感じる痛みを「陣痛」といいます。一般的に「前駆陣痛」と「本陣痛」に分類されていますが、発生する仕組みは同じです。

これから初めて陣痛を経験しようとする女性は、一体陣痛がどの程度の痛みなのかとても心配ですよね。陣痛の種類や特徴を知って、少しでも不安を解消しましょう。

前駆陣痛の痛みと特徴

前駆陣痛とは、出産の際の陣痛と同じく、子宮収縮によっておこる痛みのことです。出産に備えて身体が準備をし始めている証拠ですね。前駆陣痛を見極める判断材料としては「痛みが規則性を伴っていない」ことです。個人差はありますが、前駆陣痛の痛みは本陣痛ほど強いものではなく、腹部が締め付けられるような感覚で生理痛の症状とも似ていると言われています。

規則的でない一過性の痛みであれば、それは前駆陣痛である可能性が大きいと言えますので、少し様子を見ましょう。本陣痛でなくとも、妊娠後期の後半、予定日が近づいている中でのお腹の痛みですので、出産の兆候と捉えて良いでしょう。

カズヤ先生

産婦人科医

前駆陣痛と本陣痛の区別は一般の方には困難です。 前駆陣痛かな?と思っても必ず一度はかかりつけ産婦人科医に相談し指示を仰ぎましょう。 特に経産婦に関しては前駆陣痛と思っていたら、かなり分娩所見が進行していることがあり、注意が必要です。

本陣痛の痛みと特徴

本陣痛とは、出産(分娩)につながる陣痛のことです。本陣痛の一番の特徴は「痛みを感じる間隔にほぼ規則性がある」ことです。そして時間の経過とともに痛みが強くなっていき、痛みと痛みの間隔がだんだん短くなっていきます。なお、こちらも痛みの感じ方には個人差があります。

ママの中には、本陣痛でも「あまり痛くない」と感じる人もいるようです。あまり痛くない場合でも「規則性がある」という点に注目すれば、本陣痛なのかそうでないのかが判断できますね。

(前駆陣痛と本陣痛の違いについては以下の記事も参考にしてみてください)

前駆陣痛とは?痛みは?間隔はどう測る?本陣痛の違いは?体験談あり

陣痛が5分間隔の時ってどんな状態?痛みは?

陣痛が5分間隔になった時、ママの身体や痛みはどのような状況なのでしょうか。

(10分間隔の陣痛については以下の記事も参考にしてみてください)

陣痛が10分間隔でくる!痛くない?病院に行く目安や出産までの時間など詳しく解説!

陣痛間隔の正しい測り方

陣痛の間隔を測るときは、正しく計測してみましょう。痛みが始まった時にカウントを始め、次の痛みの始まりまでの時間を計測します。痛みが終わってから次の痛みが始まるまでの間隔ではないので、注意しましょう。

(陣痛間隔の測り方については以下の記事も参考にしてみてください)

陣痛間隔の測り方を解説!ママ達人気の無料アプリ10選!口コミあり

陣痛が5分間隔の時の状態