妊娠超初期症状と風邪の違いは?風邪薬は飲んでも大丈夫?胎児への影響など詳しく解説
【医師監修】妊娠超初期に風邪の症状が出る方も多いのではないでしょうか。風邪薬の服用や胎児への影響が気になりますよね。ここでは妊娠超初期症状と風邪の違いや、胎児・母体への影響、「風邪薬は飲んでもいいの?」などの疑問や、風邪をひかないための予防法も紹介します。
風邪予防には身体を温める効果のある生姜やネギを食べるのがおすすめです。生姜は血行も改善し、免疫力を高めてくれます。体もポカポカと温まるので、寒い冬でも身体を冷やさず温めることができます。その他にも柑橘類はビタミンCが多く含まれているので、身体の免疫力を高めて風邪のウィルスから体を守る効果を発揮してくれるでしょう。
しかし食材の中でも夏野菜など、中には身体を冷やしてしまう食べ物もあります。風邪予防のためにも妊娠超初期には食べ物にも注意が必要です。
身体を温める
食事から身体を温めることも大切ですが、お風呂でしっかり身体を温めたり、暖かい格好をしたりすることで風邪予防に繋がります。温度差がある場所を移動するときには、服装には特に気をつけましょう。また汗をかいたままの状態でいると身体が冷えて風邪をひく場合もあるので注意が必要です。
睡眠をしっかり取る
睡眠不足の人は風邪をひきやすいと言われているほど、睡眠は大切です。不規則な生活で睡眠不足の状態が続くと免疫力が低下し、疲れやすくなり風邪もひきやすくなります。実際に睡眠不足の人が風邪にかかる確率は、よく寝る人に比べて4倍以上高いという研究結果が出ています。
しかしただ睡眠をたくさんとることが良いわけではなく、早寝早起きと就寝時間を正して規則正しい生活を送ることが大切です。質の良い睡眠で免疫力を高めて風邪を予防しましょう。
カズヤ先生
産婦人科医
睡眠不足の状態だと免疫力が低下してしまうことがわかっています。 しっかりとした十分な睡眠には免疫力を高める効果があります。 妊娠中は、特に母体の免疫力が低下傾向になりがちなので、出来る事として、十分な睡眠をとることは非常に重要です。
こまめに水分補給する
喉に入った風邪ウィルスは、早くて20分で細胞内に侵入すると言われています。そのためお茶や水を20分に1回程度口に含んで、ウィルスを胃の中に流すことが風邪予防には有効です。胃に入ったウィルスは胃酸で動きが弱まるとされてるので、20分毎に水分補給を続けてみましょう。
妊娠超初期に風邪をひいても焦らずに…!
妊娠超初期と風邪の症状の違い、風邪薬の服用や胎児への影響についてくわしく紹介しましたがいかがでしたか。妊娠超初期に風邪の症状が現れても焦らず、どちらの症状なのか判断する必要があります。もしも本当に風邪をひいてしまったのであれば、妊娠の可能性がある場合は必ず病院を受診して適切な薬を処方してもらうようにしましょう。
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