母性健康管理指導連絡カードは働く妊婦さんに必須!費用・書き方・効力について解説!

働く妊婦の味方となってくれる母性健康管理指導事項連絡カードの入手方法・費用や、効力・対応できる措置、書き方・使用方法など詳しく解説します。また、母性健康管理指導事項連絡カードを使って休業した場合の傷病手当、実際に使用したことがある人の体験談も紹介しますよ。

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Contents
目次
  1. 母性健康管理指導事項連絡カードとは?診断書の代わり?
  2. 母性健康管理指導事項連絡カードの入手方法
  3. 母性健康管理指導事項連絡カードの費用
  4. 母性健康管理指導事項連絡カードの効力・対応できる措置は?
  5. 母性健康管理指導事項連絡カードの書き方・使用方法
  6. 母性健康管理指導事項連絡カードを使って休業した場合の傷病手当は?
  7. 母性健康管理指導事項連絡カードを使った人たちの体験談!
  8. 母性健康管理指導事項連絡カードは妊婦が働く場合は必要!

パート事務

30代

パート妊婦です。医師の方から「カード書こうか?」と言ってもらいました。朝つわりで気持ちが悪いと度々休みをもらっていました。頑張ったら働けるし、もっと症状が酷い人もいると思ったので言い出しづらかったのですが、先生のお言葉に甘えさせていただきました。

OL

20代後半

妊娠8ヶ月です。仕事中の張りがひどく医師に「切迫早産ぎみ。無理したらはやく出てきちゃうよ」と言われて母性健康管理指導事項カードを書いてもらいました。医師に言われた理想の条件はハードルが高すぎましたが、通勤緩和や休憩を会社が少し考慮してくれました。

医師や会社によっても対応に差があります。カードを使用したい場合、医師から発行をすすめられなかったら、妊婦自身から相談してみましょう。また、カードの記入内容について「前後一時間の時短」や「一時間に一回10分間の休憩」といった具体的な指導を受けておくと、会社側も対応しやすくなります。

ただ、業務内容などによっては、カードに則っていても理想的な措置にまではならないこともあるので、病院や会社とよく相談することをおすすめします。

OL

20代後半

妊娠9週から11週は本当につわりがひどく、会社を数日休んでしまいました。12週でもまだつわりが続いており、申請した有給も残り少なくなってしまったので会社に相談すると、母性健康管理指導事項カードで休業扱いに変えられるといわれたので、早速提出しました!

OL

30代

フルタイム社員です。7週の切迫流産、8週妊娠悪阻入院で合計3週間分カードを書いてもらいました!カードを書いてもらえなかったり金銭的な問題があれば、4日以上は欠勤を使って傷病手当も使うのがベターですね。3日有給にして、4日目から21日目までは欠勤で傷病手当を申請しました。

OL

30代

私の担当医は母性健康管理指導事項カードにつわりだけで休業という書き方はできないといわれました。結局、希望通りの内容を書いてもらえず、有給を使うことになりました。

医師によっては、つわりの症状だけではカードを記入してくれないケースがあります。主治医とよく相談して、希望する必要な指導が受けられない場合には、主治医や病院を変更することも考えましょう。母子への負担が少ない働き方を第一に考えることが大切です。

(妊娠中の立ち仕事については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期の立ち仕事は胎児に悪影響?流産するリスクが高まる?腹痛などの症状に要注意!

母性健康管理指導事項連絡カードは妊婦が働く場合は必要!

母性健康管理指導事項連絡カードは、担当医と勤務先が働く妊婦をできる限りサポートしてくれる、妊婦の強い味方です。用紙の入手や書き方も難しくなく、費用は診断書よりも安く、会社によっては傷病手当も出ます。母性健康管理指導事項連絡カードを使用して、無理なく働きながら、お腹の子がすくすく育つ母体管理をしましょう。