授乳中に妊娠したいけど排卵してる？確率を高める方法は？妊娠検査薬は反応するの？

授乳中に赤ちゃんを妊娠した場合、どのような兆候があるのでしょうか。授乳中に妊娠した時の兆候や症状について紹介していきます。

（妊娠初期症状については以下の記事も参考にしてください）

授乳中に妊娠した場合、母乳が出にくくなるといわれています。妊娠によってホルモンバランスが変化し、母乳の出に影響があると考えられているのです。（※2）

授乳中に妊娠すると、授乳の際に痛みを感じることがあります。特に、赤ちゃんが母乳を飲むときに乳首や下腹部に痛みがでる場合があります。

授乳中の妊娠でも、普通の妊娠と同じような兆候が出ることも多くあります。吐き気などの一般的なつわり症状や、頭痛や倦怠（けんたい）感などの妊娠初期症状がみられることもあるでしょう。授乳中だからといって、つわりなどの初期症状は出ないということはありません。

授乳中の妊娠でも、妊娠検査薬はきちんと陽性を示します。「授乳中のホルモンによって妊娠検査薬が正しく反応しないのでは？」と考えるママも多くいますが、授乳中に分泌されるホルモンと妊娠検査薬に必要なホルモンは異なります。そのため「妊娠したかな？」と感じた時は、普通に妊娠検査薬を使用して調べても問題ありません。

授乳中に妊娠がわかった場合、母乳を赤ちゃんに与え続けていいか悩んでしまいます。妊娠中の授乳が流産を引き起こすという考えもありますが、直接的な原因とは断定されていません。このため、必ずしも妊娠したら断乳しなければいけないとは決まっていません。

授乳で乳首を刺激すると「オキシトシン」というホルモンの分泌が活性化されますが、このホルモンには子宮を収縮させる働きがあります。このため、妊娠中に授乳をすると子宮収縮作用によって流産が引き起こされるといわれているのです。（※3）

妊娠中に子宮が収縮するのは心配です。お腹の赤ちゃんを心配してストレスとなるようなら、断乳する必要もあるでしょう。しかし、妊娠中でも赤ちゃんにおっぱいをあげたいと考えるママもいます。その場合は、医師に相談しながら授乳を続けることも可能です。