「魔の2歳児」とは?パターン別イヤイヤ期の対処法と育児のコツは?
「魔の2歳児」と呼ばれる時期は、自分でできることは増えるものの思い通りにはならないことも多く、子どもの大半が反抗したり癇癪を起こします。ママやパパにとっては試練の時です。そこで、イヤイヤ期とも呼ばれる2歳児の育児のコツをパターン別にご紹介します。
魔の2歳児と言われる理由は?
子育てをしている間に、我が子にまったく反抗されない親はいません。「イヤイヤ期」という名の通りこの時期は何を言おうが何をしようが反抗されることが1日中続きます。それが長期間続くゆえに「魔の2歳児」と言われるのです。
育児をしているママとパパなら、誰もが経験します。身長や体重など身体の成長だけでなく、心の発達にも目を向けて子育てしましょう。
魔の2歳児とは第一次反抗期のこと
「魔の2歳児」といわれるのは、まさに第一次反抗期のことです。なぜ第一次反抗期を迎えるかというと、心が正常に発達しているからです。自意識が高まったので、大人に何かを指示されるのではなく、自分が思うように行動します。
これは赤ちゃんから子どもへと変化する段階を迎えたということなので、本来は喜ぶべき成長です。
自我が芽生えるが表現力に乏しい
自我が芽生えたものの、2歳児はまだ自分の気持ちを言葉にして伝えることはできません。自分の言いたいことをママやパパに上手に伝えられないイライラが、反抗となって表れるのです(※1)。
そのため、何を言っても「イヤ」と拒絶するだけでなく、時にはかんしゃくを起こす2歳児もいます(※2)。それも、子どもが成長するために必要なプロセスです。
(2歳児の成長や発達の目安やイヤイヤ期については以下の記事も参考にしてみてください)
2歳児の特徴は?
2歳児になるとしっかり歩けるようになり、走る・跳ぶ・登るなど活発な動きが増えます。ボールを投げたり鉄棒に10秒程度ぶら下がるなど、運動面の成長が著しいです。
知能面では1~3くらいまでの数を数えられるようになったり、色の名称を理解したり、身近にある動物や植物の名前に興味を持ち始めます。手先も器用になるので、遊びのバリエーションも増えます。
2歳児の心の発達の目安は?
子どもは2歳になるころには、自立心が強くなります。そのため遊びはもちろん、何でも自分でやりたがるようになる時期です。
しかし着替えや歯磨きなどまだまだ自分でやりきれないことも多く、ママやパパが手を貸そうとすると「イヤ」と烈火のごとく怒ります。心が発達した2歳児にもプライドはあるものの、サポートは必要とする年頃です。
2歳児の言葉の発達の目安は?
2歳児の言葉の発達ですが、大人に話すことは大抵理解できるのが一般的です。そして、自分の考えを少しずつ言葉にすることができてきます。
2歳児は難しくない受け答えはできるようになるので、積極的に話しかけてあげるのがおすすめです。遊びながら会話することが、子どもの心身の成長をうながしてくれることでしょう。
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