【助産師監修】臨月の便秘の解消法は?妊娠後期の腹痛は陣痛かも?
妊娠後期(臨月)によくおこる便秘の症状。妊娠中に便秘に悩む人は多く、妊娠後期(臨月)ともなると「もしかして陣痛?」と不安になりますよね。ここでは、便秘の解消法や、腹痛と陣痛の見分け方について紹介していきます。
臨月に便秘になる妊婦さんが多い理由とは?何が原因なの?

臨月になり突然便秘になる妊婦さんはとても多く、便秘の症状に悩まされている妊婦さんの数は、半数を越えていると言われています。妊娠中に便秘になってしまう原因について解説していきます。
妊娠でただでさえ大変なのに、妊娠後期の便秘の原因は?
妊娠後期に「突然便秘になった」という方も多いと思いのではないでしょうか。原因は胎児が大きく成長し、母親の大腸を圧迫してしまうからです。妊娠後期はお腹も大きくなり、出産間近の身体になっていますよね。大きなお腹や内蔵を支えている骨盤が歪み、腸が圧迫されて便秘になってしまうのです。(※1)
便秘が本当に凄くてですね、臨月です
— ちぴろ.HIWAI (@chipirooooon) July 4, 2017
臨月はホルモンバランスが変化してるってホント?
妊娠中は「黄体ホルモン」が多く分泌され、臨月では黄体ホルモンの分泌がピークを迎えます。黄体ホルモンの作用の一つに、腸内の水分を吸収する働きがあるため、便秘になりやすくなるのですね。
また、臨月の便秘は、ホルモンバランスの影響に加え「もうすぐ出産」というストレスによる、自律神経の乱れの影響もあると言われています。
赤ちゃんが心配、早めに便秘を解消する方法ってあるの?

便秘が長引くと、「お腹の中の赤ちゃんにも影響があるんじゃないか」と不安になりますよね。臨月でも安心して試すことができる便秘の解消法をご紹介いたします。
妊娠後期の便秘は早めに解消したい、薬以外の解消方法は?

妊娠後期の便秘の腹痛は辛いですよね。実は、赤ちゃんにも優しい「薬以外の解消法」があるのです。水分補給を十分に行い、食物繊維を摂取することで、便通は改善します。野菜は主に根菜や葉物を、おかゆや温かいうどん等もおすすめですね。(※2)
また、水分補給の際には、温かい飲み物を取るようにしてください。身体を温め、腸の働きを良くしてくれますので、便秘の解消法に良いとされています。
妊娠後期の簡単な運動は赤ちゃんにも便秘にも良いんです

身体に「無理のない簡単な運動」は、腸にも赤ちゃんにも良い影響があります。運動により腸の働きが良くなって、便通もスムーズになるのです。続けることで体力が付き、出産時に役立つでしょう。
軽い運動や身体を動かすことは、ストレス発散にもなり、便通を促す効果があります。しかし「お腹が張る」「痛む」などの症状があらわれた場合、すぐに運動をやめて安静にしてください。もし、お腹の張りや痛みが続くようであれば、すぐに病院を受診しましょう。
(妊娠中の便秘解消法については以下の記事も参考にしてみてください)
臨月の便秘の症状はどんなのがあるの?病院へ行く目安が知りたい
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