妊娠の報告はいつすべき？親や、職場、友達に対しての伝え方は？

やはり「早めに親に報告をして助かった」「親に話して安心した」と思うことが多いようです。自分の親、特に母親は頼りになる存在ですね。しかし「親に話すと失敗した」また、たとえ両親にでも「慎重に報告をすべき」という体験談もご紹介します。

両親の性格を把握したうえで、妊娠報告の時期を考えるのも必要なようです。上記のような、親への妊娠報告の体験談をみなさんも参考にして、良いタイミングで妊娠報告をしましょう。

次に報告する相手として、重要なのが会社や職場の人たちです。

会社への妊娠報告は、できるだけ職場の人たちに気を使わせないようにしたいものです。しかし、妊娠初期はつわりもあるため職場の人たちのサポートが必要な場合もあります。会社へは適切なタイミングと方法で報告することが大切です。

体調が悪い時は無理をせず、上司には早めに正直に相談するようにしましょう。つわりのひどい場合には、直属の上司に「12週前後に妊娠報告をした」といったケースもあるようです。その他には16週を越えてから、会社の幹部の人や同僚に報告することが多いようです。

妊娠は喜ばしい出来事ですが、会社や職場によっては妊娠報告を快く思われない場合もあります。職場の雰囲気によっては妊娠報告は慎重に行いたいものです。

どうしても心配な場合は、妊娠・出産経験のある職場の先輩に、妊娠報告のタイミングを相談すると良いでしょう。また検診や急な体調変化に備えて、上司には早めに報告しておいた方が良いでしょう。上司には直接会ってきちんと報告しましょう。

職場の上司などに妊娠を報告する際に大切なことがあります。それは「出産予定日はいつか」「出産後に仕事に復帰するかどうか」ということです。

仕事の調整や引継ぎにも関わるため、出産予定日や産休時期はしっかりと伝え、会社に迷惑をかけないようしましょう。妊娠直後は出産後の復帰のことはなかなか考えにくいかもしれませんが、後々のトラブルを防ぐためにも復帰する意思がある場合は、早めに会社に伝えましょう。

妊娠の報告をしてから、会社から「いつやめるの？」などと嫌味口調でプレッシャーを与えられたりすることはマタハラにあたります。法律で妊娠や出産を理由に、解雇や退職を勧められることは禁じられているのです。妊娠報告後に不当な扱いを受けた場合は、会社の人事や労務管理部などに相談しましょう。

また、小さな会社ではマタハラの相談がしにくい現状があります。マタハラ専用のホットラインや専門相談窓口があるので１人で悩まず相談をしましょう。