水耕栽培のやり方まとめ＊育て方や材料は？初心者も簡単な野菜&果物も紹介！

野菜はもちろん、果物も水耕栽培できます。人気なのはアボカド。どうしてもゴミになってしまうあの種。その種が半分くらい水に浸かるように、四方から竹串を刺し、固定することで、アボカドの芽が出ます。

同様にライチの種なども水耕栽培で育てることができます。その他にも、いちごやびわなども水耕栽培できますが、ある程度育ったら土への植え替えが必要になります。

「部屋でハーブ育ててるんだよね」なんて言えたら、オシャレです。水耕栽培が本領発揮するのは実はハーブ系の栽培なのです。バジル、イタリアンパセリ、セイジにパクチー、コリアンダーまで！自分の好きなハーブを水耕栽培で育て、そのハーブで手料理を調味する…。それだけで料理上手になった気分に。また、育っているその姿も美しいです。

ここまでは食べられる植物をご紹介してきましたが、そんな肉食じゃない！（この場合は草食というべきですが…）という方のためにご紹介したいのが、多肉植物の水耕栽培。水耕栽培は食べるもののためではなく、観葉植物をよりオシャレなインテリアに変えることもできます。オススメは「カランコエ」という品種で、それ以外にもサボテンなどもオシャレですね。

実は水耕栽培が家庭菜園として人気になったきっかけは、「リボベジ」と呼ばれる再生栽培からです。その名の通り、普段は捨ててしまう野菜果実の一部分から、野菜を再生できる栽培方法です。冒頭でお伝えした豆苗などがいい例です。普段は見れない野菜果実の花を見ることもできるんです。

豆苗やスプラウトは前述の通りですが、そのほかにも、ニンジンや大根などの根菜類を始め、キャベツなどの葉物野菜も再生できるんです。再生方法はどれも水耕栽培セットに似ています。根菜類は切り落とした頭の断面側を、葉物は芯を残して、本来根があったほうにどちらも水をつけてあげるだけです。

ニンジンや大根を水耕栽培したところで、生えてきた葉をどうするのか。そこで、美味しく食べられる調理法をご紹介します。また、人生の一つの知識として、花が咲くまで育ててみる。というのも素敵です。野菜の花って、意外と綺麗な色を付けるものが多いのも、育てる楽しみの一つになります。チンゲンサイも黄色くて可愛いですが、大根の花も儚げで素敵です。