妊娠後期に気持ち悪いのは後期つわり?いつまで続く?原因や対策法
【医師監修】妊娠後期に入っていつからか急に気持ち悪いといったことが…。「もしかして、またつわり?」と思うかもしれませんが、これは妊娠後期特有の生理的現象で「後期つわり」と呼ばれるもの。そんな後期つわりについて、いつまで続くのか、気持ち悪い原因や対策法などをご紹介します。

後期つわりが終わる時期にも個人差があります。妊娠37週の臨月に入ったころが目安となるでしょう。37週以降になると出産の準備として子宮内の胎児が骨盤内まで下がってきます。子宮によって押し上げられていた胃への圧迫感が少なくなり、後期つわりが自然と治まることが多いです。
切迫早産気味のため動けないからカロリー消費しないのですが、めちゃくちゃ甘いもの食べたい欲。こないだハチミツ&バターまみれのホットケーキ3枚平らげたし、今日はビスコ2箱、アルフォートのまがいもの5枚食べた。少し前までは後期つわりでゲロリアンだったのに!子宮が下がってるってこと…(°!°)?
— ささみ(°!°)34w (@sasami_3_3) November 12, 2017
妊婦さんによっては骨盤内まで胎児の頭が下がってきていても、吐き気や気持ち悪い状態が続く場合もあります。後期つわりが長引いて、出産するまで吐き気や不快感が消えない人もいるので注意が必要です。
妊娠後期の気持ち悪さを乗り切る7つの対策!

後期つわりを根本的に解消することは難しいです。ただ、妊娠後期の生活習慣を見直すことで症状を緩和することはできます。以下に対策法を7つ紹介しますので参考にしてみてください。習慣を急に変えるのは難しい面もあります。少しずつでもよいので体調に合わせた生活習慣にトライしてみましょう。
妊娠後期の気持ち悪さを乗り切る対策【少量の食事をこまめにとる】
後期つわりの状態で一度にたくさん食べようとすると、吐き気や胸やけでつらくなります。これまで1日3回だった食事を6回に増やすなど、一度に食べる量を少なくしていきましょう。いつでも少しずつ食べることができるように、調理した食べ物を小分けにして冷凍保存しておくのもよいですね。
(妊娠後期の食事については以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠後期の気持ち悪さを乗り切る対策【消化しやすいものを食べる】
後期つわりのつらさを軽減させるには、胃の負担をできるだけ減らす工夫をすることが大切です。そのためには消化しやすい食べ物を選んで食べるようにするとよいでしょう。
消化しやすい食べ物にはおかゆ、うどんやにゅうめんなどの麺類、豆腐などがあります。りんご、バナナなどのフルーツやヨーグルトもよいでしょう。調理の際はなるべく小さく切って火を通すことで、胃の負担を和らげることができます。油ものは胃の負担になるため、避けたほうがよいでしょう。
妊娠後期の気持ち悪さを乗り切る対策【食事中の水分補給は控えめに】
食事中に水分を過剰に摂取すると胃液が薄まり、食べ物の消化が悪くなることがあります。食事の30分以上前には水分補給を済ませておくとよいです。胃もたれ防止のために食後3時間は多量の水分を一度に取らず、少しずつ飲むようにしましょう。
カズヤ先生
産婦人科医
ただし水分は体にとって非常に大切な要素の一つですので、食べ物を分割して摂取するのと同じように 水分もこまめに少量ずつ飲むのが良いでしょう。
妊娠後期の気持ち悪さを乗り切る対策【食後すぐは横にならない】

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