妊娠後期の食事!おすすめのメニューやレシピ!量など注意すべき点は?
【医師監修】妊娠後期の食事は赤ちゃんへ栄養を送ったり、お母さんが無事に出産する体力をつけるためにも重要です。しかし、食べる量やカロリーには注意しましょう。ここでは、妊娠後期の食事で積極的にとりたい食材を使ったレシピや、食事のとり方で注意すべき点を紹介します。
妊娠後期での食事について

妊娠後期、赤ちゃんの体はぐんと成長します。そのため、お母さんのエネルギーはたくさん使われます。お母さんがとる食事が赤ちゃんに及ぼす影響は大きいです。ここでは、妊娠後期における食事で注意したいことや、オススメの料理法、そして後期つわりへの対処法などを説明します。
妊娠後期に食事からとりたい栄養素は

妊娠後期に「特に摂ったほうが良い栄養素は何?」と疑問を持つ妊婦さんは多いですよね。妊娠後期のメニューにすすんで取り入れていきたい食材はどういったものがあるでしょうか。ここでは妊娠後期の妊婦さんと赤ちゃんの体を元気にする食べ物とその特徴を紹介します。
妊娠後期に食事からとりたい栄養素【葉酸】

葉酸は神経管閉鎖障害の発症リスクを下げる効果があります。最も必要なのは妊娠超初期から初期(一ヶ月から二ヶ月)です。「後期には必要ないの?」と思うかもしれません。妊婦さんはもちろん授乳中のママにも必要です。母乳は血液から作られ、血液を作るのに葉酸が必要となります。
ブロッコリー、ほうれん草など緑の野菜、いちごやマンゴーなどの果物、納豆などに多く含まれています。加熱に弱く、水に溶けやすいため、サプリメントで摂取するのもオススメです。
(葉酸については以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠後期に食事からとりたい栄養素【オメガ3脂肪酸】

オメガ3脂肪酸は妊娠後期にオススメの栄養素です。青魚に含まれており、早産が起こる危険性を低くすると言われています。また、赤ちゃんの目や脳の細胞を作るのにも役立ちます。
厳密にはDHAとEPA、アルファリノレン酸に分けられます。DHAとEPAは青魚、アルファリノレン酸は植物性のオイルから取れます。植物性オイルは熱に弱いため、くるみやゴマを直接食べたりサラダにかけて摂取してもよいでしょう。
増田陽子
内科医
妊娠中、青魚特有の匂いがだめな人も多いです。そのような場合にはサプリメントから取ってしまいましょう。匂いも少なく一日の必要摂取量も簡単に取れます。
妊娠後期に食事からとりたい栄養素【鉄分】
鉄分は女性には必要不可欠な栄養素で、サプリメントで摂取している方も多いかもしれません。特に妊娠中期から妊娠後期は、いつもの二倍の鉄分を取り入れたほうが良いと言われています。
鉄分は野菜や肉、貝類に豊富に含まれており、ヘム鉄と非ヘム鉄の二種類があります。ヘム鉄はレバーなどの肉類、非ヘム鉄は大根などの野菜に多く含まれます。妊娠中は非ヘム鉄がオススメです。レバーなどを摂りすぎるとビタミンAの過剰摂取になる危険があるからです。
増田陽子
内科医
鉄分サプリメントはお手軽に鉄分を摂取できますが、胃腸が弱い人には負担が大きい場合があります。ですので、胃痛など体調が悪くなる場合には医師に相談してみましょう。
妊娠後期に食事からとりたい栄養素【ビタミンC・B12・B6】

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