妊娠の流れを図解!排卵から受精、着床、妊娠までの各日数は?
【医師監修】いろんなステップを乗り越えてようやく成立する妊娠。そんな妊娠までの流れを知ることが妊活の第一歩になります。妊娠までの流れは?どれくらいで妊娠するの?妊娠しやすいタイミングは?などなど、知っているようで意外と知らない妊娠までの道のりを今回は詳しくご説明します。
妊娠するってどういうこと?妊娠までの流れは?
「妊娠する」とはどういう状態を指していると思いますか?妊娠をするには色々な過程があります。その中のどの段階が「妊娠」なのでしょうか。なんとなく妊娠について知っていたつもりでも実際に答えようと思うと難しいですよね。ここでは妊娠するまでの身体の様子や妊娠までのおおまかな流れについてご説明します。
妊娠の定義
妊娠とは精子と卵子が結合した受精卵が子宮に着床することです。簡単に聞こえますが、たとえ正確な排卵日に性交をしたとしても受精し妊娠に至る確率は約10~20%とわずかです。妊娠とはたくさんの奇跡が重なって初めて成立します。では具体的にどういった流れになるのでしょうか?
島袋史
産婦人科医
排卵前6日間の間では妊娠率10%程度、排卵日その日に性交をしたら妊娠率33%ですが、排卵日を特定して性交を持つのは難しいとは思います。
もしくは、排卵日に性交をしたら33%ですが、排卵日を特定して性交を持つのは難しいので排卵6日前頃から排卵までの間に性交を持った場合には妊娠率10~20%程度になります。
どんな流れで妊娠するの?
妊娠するまでの流れは大きく4つに分かれています。まず排卵をして、卵子と精子が受精。受精によってできた受精卵が子宮の中に着床をして、その結果、妊娠するのです。この4つのステップの中には様々な試練があり、それをクリアしていく事で一歩また一歩と妊娠に近づいていきます。妊娠の詳しい流れを理解して妊活のヒントにしていきましょう。
排卵から受精卵が出来るまでの流れ
妊娠の一番最初のステップは排卵です。排卵された卵子と精子が受精して受精卵が誕生します。どんなに身体の状態が良くてもこの受精卵なしでは妊娠はできません。受精をするには卵子が排卵されるタイミングを見計らって性交をする必要があります。まずは自分の排卵日を把握して次の流れの受精に繋げていきましょう。
そもそも排卵って何?どんな流れで排卵するの?
女性の卵子は産まれた時から数が決まっています。産まれた時の卵子の数は200万個程といわれていますが、だんだん減少していき最初の月経を迎えるころには約20~30万個に。日々生産される精子とは異なり卵子は減る一方で生産されることはありません。
卵子は卵胞という袋の中にあり排卵に向けて約20個程が成長していきます。そしてその中で最も成長した卵子が卵胞から飛び出し卵巣の外へ出ていくのです。この一連の流れを排卵といい、この時微量の出血が起こったり排卵痛を感じることがあります。
(排卵について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください)
排卵のタイミングを把握しよう!
排卵期キタ➖➖➖➖➖➖!٩(๑•̀ω•́๑)۶
— yumiii☽ (@qss211623) May 7, 2015
なんか子宮がムクムクするぅ。。。(。ŏ_ŏ)
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