妊娠の流れを図解!排卵から受精、着床、妊娠までの各日数は?

【医師監修】いろんなステップを乗り越えてようやく成立する妊娠。そんな妊娠までの流れを知ることが妊活の第一歩になります。妊娠までの流れは?どれくらいで妊娠するの?妊娠しやすいタイミングは?などなど、知っているようで意外と知らない妊娠までの道のりを今回は詳しくご説明します。

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専門家監修
島袋史
ゆいクリニック(沖縄市)院長。琉球大学医学部卒業。「生まれてからもずっと結ばれていたい」という母と子の想いに応えることが出来るような、祝福に満ちた場を創りたいという想いの下、・・・
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Contents
目次
  1. 妊娠するってどういうこと?妊娠までの流れは?
  2. 排卵から受精卵が出来るまでの流れ
  3. 受精卵が着床して妊娠するまでの流れ
  4. 妊娠しやすいタイミングはいつ?
  5. 妊娠はいつ頃わかる?
  6. 妊娠の流れを知る事は妊活の第一歩!

妊娠したらどんなことに気を付けて過ごせばいいのでしょうか。妊娠初期は胎児の器官が形成されるとても重要な時期です。妊娠かも?と思った時期には、赤ちゃんにすでに影響が起こっています。
妊娠を希望する場合には、妊娠がわかる前からまずは飲酒や喫煙をやめましょう。レントゲン検査はうけても胎児には特に影響が大きく起こることはありませんが、心配な場合には控えることもできます。
レントゲン検査を受けてから妊娠がわかった場合でも赤ちゃんに大きな異常はおこりませんので、心配はいりません。
またこの時期に積極的に摂取した方がよい栄養素が葉酸です。葉酸は食物からも摂取できます。葉酸だけでなく、妊娠中はあらゆる栄養が大切ですので、ジャンクフードに偏らないようにして、生のお野菜から酵素やビタミンを積極的に摂るようにしましょう。日本で市販されている葉酸は、人工ビタミン剤です。人工的につくった葉酸は、赤ちゃんの神経管の生まれつきの以上を防ぐことができます。でも、妊婦さんが人工ビタミン剤を飲んでいると赤ちゃんが生まれた後に自閉症などになる率が高まるというデータもあります。また人工葉酸は食品の自然な葉酸の吸収を邪魔します。サプリメントを摂るときには十分に注意しましょう。

(妊娠時の栄養について気になる方は以下の記事も参考にしてみてください)

【妊婦と葉酸】摂取はいつからいつまで?妊活中・妊婦の食べ物のおすすめは?

妊娠の流れを知る事は妊活の第一歩!

たくさんの奇跡を経て訪れる妊娠。〇〇をしたら必ず妊娠をするというわけではありませんが、妊娠しやすいタイミングや日数について知ることは妊娠の近道になります。少しでも妊娠する確率が高くなるように正しい知識を持って妊活に挑みましょう。

島袋史

産婦人科医

妊娠反応が陽性にでたとしても10~20%、化学流産を含めるともっと高頻度に流産するので、尿検査で妊娠反応が陽性がでたからといって、妊娠がそのままけいぞくするとは限りません。妊娠初期は、切迫流産に関して有効な治療は無いので、出血したとしても慌てずに、普段の生活を続けましょう。