排卵出血とは?原因と色や量、期間について!妊娠の可能性大!?
【医師監修】排卵期や生理前に出血があると不安になり、病気を疑う人もいますよね。排卵出血や排卵期の出血には自然と起こるものもあります。出血の原因には妊娠の場合もあるので、早めの対応が必要です。今回は、排卵日にみられる排卵出血の原因や特徴、排卵日と妊娠の関係をご説明します。
排卵出血とは
女性の体は基本的に毎月1つの卵子を卵巣から排出しています。それが精子と受精して受精卵になり、子宮内に着床して妊娠が成立するのです。排卵出血は、字の通り排卵の時に起こる出血のことを言います。排卵出血の存在を知らないと、月経期以外の初めての出血に驚くかもしれません。しかし排卵出血が起こるのはまれで、毎月の排卵で起きるわけではないのです。
生理周期と出血の関係
女性にはそれぞれに生理周期があり、以下の4つの期間に分けることができます。生理周期が安定している人は、毎月ほぼ決まったサイクルで生理周期が来るでしょう。月経期では誰にでも経血による出血が見られますが、人によってはそれ以外の期間でも出血が見られる場合があります。(※1)
生理周期と出血の関係【卵胞期】
生理後になると卵巣で新しい卵子が作られ、少しずつ成長していきます。また、卵胞期には受精卵の着床を助けるために子宮内膜も厚くなるのです。この期間に生理周期が原因による出血が見られることはありません。
生理周期と出血の関係【排卵期】
成長した卵子が卵巣から排出されることを排卵と言い、排卵日とは実際に排卵された日のことを言います。排卵日が近くなると黄体形成ホルモンが分泌され、その分泌量が多くなるにつれて排卵検査薬の反応は濃くなっていくのです。場合によっては、この毎月排卵が起こる際に出血が見られることもあるでしょう。
生理周期と出血の関係【黄体期】
排卵後は受精卵が着床しやすくなるように黄体ホルモンが分泌され、子宮内の環境を整えます。受精卵は着床する際に子宮内膜を少し溶かすため、それによる出血が見られる場合があるでしょう。これを着床出血と言います。妊娠すると黄体ホルモンの分泌量は下がらず、黄体期は続くことになるのです。
生理周期と出血の関係【月経期】
着床しなかった場合、子宮内膜は剥がれ落ちて経血と共に体外へ排出されます。人によって差はありますが、経血の色はくすんだ赤色で2~3日目の量は多量です。その後徐々に減少し、色も茶色に変化していきます。月経期はほとんどの人に毎月1回あり、期間は約1週間ほどです。
排卵出血の原因
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