若白髪が急増中！原因や対処・予防法を〈性別・10代・20代別〉に徹底解説！

10代や20代の若白髪を引き起こす原因になり得る病気としては、まずホルモン異常に関するものが挙げられます。主な病気は成長ホルモンが極度に不足する「成長ホルモン分泌不全症」や女性が罹患しやすく、甲状腺ホルモンの分泌が低下する「甲状腺機能低下症」などです。また、甲状腺の病気と併発しやすい「白斑」も若白髪の増加を引き起こします。

また、甲状腺疾患は遺伝することもあるため、近親者に罹患経験がある方は注意が必要です。そして、各疾患の症状は白髪が増えることだけではないので、若白髪と共に体調不良を感じた場合は「仕事でストレスが溜まっているから」「栄養が偏った食生活をしているから」と決めつけずに医療機関を受診しましょう。

（ホルモン異常に関しては以下の記事も参考にしてみてください）

「貧血」と聞くと鉄分の不足だけが原因だと思い込みがちなのですが、ビタミンB12と葉酸が不足すると引き起こされる「悪性貧血」という疾患もあるのです。悪性貧血に関係するビタミンB12と葉酸は白髪を予防する効果のある栄養なので、鉄分と合わせて積極的に摂取するようにしてくださいね。貧血の疑いがあれば、医療機関で血液検査をしてもらうと良いでしょう。

（貧血については以下の記事も参考にしてみてください）

今回は、若白髪の原因や対処、予防法を子供、男性・女性それぞれ10代・20代と年代別にご紹介しました。子供や中学生をはじめとする10代や白髪が生えるには若すぎる20代では、若白髪の原因は遺伝なのでは考えてしまいがちですよね。しかし、近年の研究で若白髪の原因は遺伝よりも栄養の偏った食生活や仕事などのストレスが大きいと考えられています。

若白髪の増加を防ぐために、まずは思い当たる原因を導き出して向き合うことが重要です。この機会に普段の生活を見直して、栄養バランスの取れた食生活や仕事などのストレスをうまく発散することを意識してみましょう。