統率力の真の意味は?統率力のある人の特徴・性格・言動!自己PR方法も
統率力のある人に共通する特徴や、性格・心理、言動などを紹介していきます。統率力の身につけ方や高め方、自己PR例なども紹介していきます。また番外編として、統率力のあるとされている偉人・有名人の名言・格言もご紹介していきます。
4.統率力がある人の特徴【コミュニケーション能力が高い】
統率力がある人の共通点の一つにコミュニケーション能力が高いことがあげられます。組織を統率する立場の人間はそれぞれタイプや性格が違うメンバーとに対し目標を伝え、信頼とリーダーシップを勝ち得なければなりません。その為には、タイプや性格の違うメンバーとうまくコミュ二ケーションが取れる事が必須になります。
また、組織のメンバーが悩みを持っていた場合、その悩みを最大限取り払えるよう努力をしましょう。これはコミュニケーション能力の本質でもありますが、相手の立場になって考える、の最たるものです。メンバーを思いやる事で、口下手であっても相手はその行動の真意を必ず理解してくれますし、それこそがコミュニケーション能力の原点でもあります。
5.統率力がある人の特徴【メンタルが強い】
統率力がある人は共通してメンタルが強いです。統率者は組織やメンバーに「この人についていけば間違いない」と思わせなければなりません。そのため、統率者は自身がピンチに陥った際でも動じることもなく自信たっぷりにリーダーシップを発揮しながら的確な指示を出していかなければなりません。
どんな状況でも冷静に、そして的確に自分を乱さず行動しなければなりません。そんないかなる状況でも、取り乱すことなく冷静に行動できる人こそ、本当にメンタルが強い人だと言えますし、統率者の本領であもあります。3番の特徴にも通じますが、自信がなくても自信たっぷりに振舞いましょう。
6.統率力がある人の特徴【能力値が高い】
組織やチームを統率するには、様々なタイプのメンバーから信頼され、尊敬されることが必要不可欠です。しかし、仕事や組織の向かう分野において能力の劣った人は、その時点で尊敬も信頼も集めることはできません。統率力がある人は誰よりも手が動き、自分自身が1番である分野を作り出さなければなりません。
つまり、統率力を磨く為にも学びや経験は必要です。統率力はあなたへの信頼や尊敬の思いを中心に回っている概念です。あなたは自分の能力値を高める為の妥協をするべきではありません。いつでも正しい判断を下せるよう、そしてその下した判断を正しい物に近づける為にも、努力は惜しみなくしておきましょう。
統率力のある人の性格・心理
統率力のある人たちには、性格・タイプや心理、考え方においてもリーダーシップを発揮する共通点があります。そんな統率力がある人の性格・心理の共通点を紐解きながら、真似できる部分を探してみましょう。
【統率力のある人の性格・心理】①几帳面
統率力のある人は自分の立てた目標に対して、KPIを複数に分解しながら常にそれらを追い続けています。また、自分の持っているKPIをさらにメンバーに振り分けながら、その進捗を全て達成できるように管理する必要があるので、几帳面な性格・タイプの人が結果として統率力を発揮しやすい、というのは間違い無いでしょう。
自分の几帳面さに自信が無い場合、ツールや機械に頼りましょう。統率力を発揮する為には、あなたの頭は常に整理されていなければなりません。その整理された状態をタスク管理ツールやメモなどに分散してあげる事で頭のキャパオーバーを防ぐ事ができます。ぜひ几帳面な人と同じ行動が取れるように意識してみて下さい。
【統率力のある人の性格・心理】②弱みを見せない
統率力のある人は自分の弱みを相手に、特にメンバーに見せることはありません。自分の不安な状態をメンバーに見せてしまうと、そのメンバーはあなたに対してだけでなく、あなたの掲げたビジョンに対しても不安な気持ちを抱えてしまうでしょう。その為、統率力をフルで発揮する為にも、あなたは弱みをおくびにも出さないよう注意しましょう。
また、どうしてもあなたが困ってしまった時、不安な時は必ずやってきます。そんな時にあなたを支える者、もちろんパートナーでもいいですし、趣味や自分が好きなものは一つ持っておくべきでしょう。それらはあなたを癒し、次の行動のための活力になるものです。自分が心血を注げるものを一つ大事にしてみて下さい。
統率力のある人の行動
統率力のある人には、行動一つでその人のリーダーシップが滲み出てくるものです。この章では、そんな統率力がある人の行動で共通点を解説していきます。ぜひ参考にしてみて下さい。
【統率力のある人の行動】①途中経過を細かに確認する
性格・心理の①に共通しますが、組織として目標に向かって行動がスタートした時、メンバーにはそれぞれ役割が与えられます。そんな中、メンバーがどこまで仕事を進めていて、目標に対して進捗はどうなのか、全体の進行度を把握していないと的確な指示が出せません。それ故、統率者はメンバーのステータスに常に気を張っています。
こういった小まめな途中経過の確認がメンバーへの目標の再認識に繋がり、仕事の効率を上げ流事ができます。また、目標に対する全体としての進捗状況を把握することによって、人材やコストの投資先を意思決定として行う事ができます。つまり、統率者にはチームの全体把握が成功への近道だということを知っているのです。
【統率力のある人の行動】②結論から話す
統率力のある人は話し始める時に結論から話します。組織全体で話し合いをする際に、まず何が答えとして必要なのか、その答えを導き出すために何が必要なのか、を伝えなければ議論は錯綜しますし、無駄な時間ばかり使うことになります。統率力のある人は、自分達に与えられた時間が有限であることを知っているので、無駄な議論はなるべく避けるようにします。
そうした「結論から話すスタイル」を最初に示すことで、周囲にも同じように文化として根付き、より時間を効率的に使えるような組織になる事ができます。結論から話す事、前提を共有すること、この二つを徹底するだけでも、あなたは時間を上手に使える効率の良い人、という評価がされることでしょう。
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