体外受精のリスクとは?流産・ダウン症・障害の確率は?

【医師監修】不妊治療として行われている体外受精はリスクを伴います。母体への負担や赤ちゃんの障害など、どれだけのリスクがあるのかを知ったうえで、治療を検討したいですよね。今回は体外受精によるリスクにはどのようなものがあり、確率はどのくらいなのかについて説明します。

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専門家監修
リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
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Contents
目次
  1. 体外受精ってどういうもの?
  2. 体外受精でのリスクは何があるの?
  3. 体外受精における母体へのリスク
  4. 体外受精における赤ちゃんに関係するリスク
  5. 体外受精における金銭的なリスク
  6. 体外受精での主なリスクの発生確率
  7. 体外受精を検討するにあたって

体外受精での主なリスクの発生確率

上記でもいくつか確率について触れてきましたが、リスクの発生確率がごく稀なもの以外のリスクについて確立を紹介します。

●卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の重症になる確率は1~2%
●流産の確率は約20%
●子宮外妊娠が起こる確率は2~4%
●赤ちゃんがダウン症になる確率は、20代の母親に比べて30~34歳では約2倍、40~44歳は約24倍、45歳以上になると約84倍
●先天性異常などの障害児となる確率は4%
●双子(多児)が産まれる確率は4%

(体外受精のリスクについては以下の記事も参考にしてみてください)

体外受精の移植後の過ごし方は?症状や生活の注意点について

体外受精を検討するにあたって

不妊治療として行われている体外受精ですがリスクにも種類があり、自然妊娠と確率が変わらないものもあります。しかし体外受精で起きやすいリスクもあるのです。子供を授かる目的だけでなく、母体への負担や赤ちゃんが障害児となってしまう可能性も十分考慮してください。そのうえで体外受精を検討しましょう。

リエ先生

産婦人科医

体外受精はお母さんに起こるもの、赤ちゃんに起こるもの、どちらにもリスクがあります。またお母さんの年齢が上がるにつれ、流産や奇形率も上がります。リスクをよく理解した上で体外受精を検討しましょう。