妊活
体外受精のリスクとは?流産・ダウン症・障害の確率は?
【医師監修】不妊治療として行われている体外受精はリスクを伴います。母体への負担や赤ちゃんの障害など、どれだけのリスクがあるのかを知ったうえで、治療を検討したいですよね。今回は体外受精によるリスクにはどのようなものがあり、確率はどのくらいなのかについて説明します。
( 5ページ目 )
Commentator
|
専門家監修
Contents
目次
体外受精での主なリスクの発生確率
上記でもいくつか確率について触れてきましたが、リスクの発生確率がごく稀なもの以外のリスクについて確立を紹介します。
●卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の重症になる確率は1~2%
●流産の確率は約20%
●子宮外妊娠が起こる確率は2~4%
●赤ちゃんがダウン症になる確率は、20代の母親に比べて30~34歳では約2倍、40~44歳は約24倍、45歳以上になると約84倍
●先天性異常などの障害児となる確率は4%
●双子(多児)が産まれる確率は4%
(体外受精のリスクについては以下の記事も参考にしてみてください)
体外受精の移植後の過ごし方は?症状や生活の注意点について
出典: YOTSUBA[よつば]
体外受精を検討するにあたって
不妊治療として行われている体外受精ですがリスクにも種類があり、自然妊娠と確率が変わらないものもあります。しかし体外受精で起きやすいリスクもあるのです。子供を授かる目的だけでなく、母体への負担や赤ちゃんが障害児となってしまう可能性も十分考慮してください。そのうえで体外受精を検討しましょう。
リエ先生
産婦人科医
体外受精はお母さんに起こるもの、赤ちゃんに起こるもの、どちらにもリスクがあります。またお母さんの年齢が上がるにつれ、流産や奇形率も上がります。リスクをよく理解した上で体外受精を検討しましょう。
Recommended
おすすめ記事
高温期21日目に体温が下がると妊娠の可能性は低い?薄い線は陽性?体験談多数!
生理中・生理前におすすめの食べ物&飲み物15選!生理痛の緩和・改善効果抜群!
男の子を産み分ける方法は?妊娠の成功確率をあげる方法や食べ物などを紹介!
女の子を産み分ける方法は?妊娠の成功確率をあげる方法や食べ物などを紹介!
妊娠に相性があるって本当?妊活をして直ぐ妊娠する方法や相性診断も!
生理前の子宮口は硬い?位置が下がる原因は?状態の変化で妊娠や排卵日が予測できる!
妊活中のお酒はいつまでOK?飲酒の影響やリスクを男性・女性別に解説
双子を妊娠する確率は?作り方、産み分け方法はある?双子とわかる時期は?
排卵日がずれる原因は?早まる・遅れる場合の対策や予測してタイミングを図る方法も!
妊娠妊活中のカフェインはNG?許容量は?コーヒー・お茶などの影響を解説!