妊婦のダイエット!妊娠中でも安全に体重を減らす方法を解説!

【医師監修】妊娠中の定期的な妊婦検診では医師から体重の増加を注意されることがあります。その際に痩せたい気持ちを優先して無理なダイエットを行えばお腹の赤ちゃんに悪影響を与えてしまいかねません。妊婦はどういった方法でダイエットすれば良いのでしょうか。ここでは運動や食事の面から妊娠中の正しいダイエットについてご紹介します。

専門家監修 | 産婦人科医 カズヤ先生
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています...
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています。よろしくお願いいたします。

目次

  1. 妊婦のダイエット!どれくらいが理想的?
  2. 妊娠中のダイエットの影響
  3. 妊娠中は体重管理が大切
  4. 妊娠中に太りすぎることの危険性
  5. 妊娠中に痩せすぎることの危険性
  6. 妊娠中に食べないダイエットは絶対にダメ!
  7. 妊婦におすすめのダイエット方法・運動メニュー
  8. 妊婦におすすめのダイエット方法・食事メニュー
  9. 妊娠中のダイエットはストレスにならない方法を
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妊娠中に痩せすぎることの危険性

太りすぎで痩せたいと悩む妊婦さんは少なくありません。一方で元々痩身体型でつわりがひどいために体重が増えず悩んでいるという妊婦さんもいます。そんな人は体重を減らさないための方法を探してみましょう。また逆に太ったからといって無理なダイエットで体重を減らすことは避けるべきです。

妊婦のダイエットでお腹の赤ちゃんが栄養不足に

痩せたい気持ちを優先した自己流のダイエットでは栄養が不足しがちになり、赤ちゃんの栄養失調を招きます。イギリスの疫学者であるデビッド・バーカー氏は胎児の時に栄養失調の状態で過ごした人は将来的に生活習慣病である糖尿病や高血圧になりやすい、という研究結果を発表しました。

これは胎児の時に栄養不足だとその状態で生きていける遺伝子を持ってしまい、誕生後に栄養のある食事を摂り続けるとメタボリックシンドロームになる危険性が高まってしまうということです。(※2)


体重の過度な増加もいけませんが体重の過度な減少もお腹の赤ちゃんに危険を及ぼします。少しでも体重の変化が気になった際は妊婦検査で専門家の意見を聞きましょう。痩身型の人もたとえ体重が増えなくても赤ちゃんがちゃんと育っていると言われれば安心できますよね。

妊娠中に食べないダイエットは絶対にダメ!

痩せたいと思うあまり食事を抑えてしまうと母体の貧血を招きます。さらにお腹の赤ちゃんの成長にも悪影響が及びかねません。

妊婦が食べないダイエットをしてしまう危険性

痩せたいからとついやってしまうのが食べないダイエットです。低カロリーなダイエット食品で食事を済ませてしまったり、炭水化物を抜いてしまったりと過度な食事制限によるダイエットは推奨できません。炭水化物はダイエットの敵と思われていますが、赤ちゃんにとっては必要な栄養源なので抜かないようにしましょう。

2,500グラム未満の赤ちゃんは低出生体重児と言われます。35年前と比べると近年は2倍近く割合が増加している状態です。この原因として食事制限によるダイエットの流行が指摘されています。妊娠中のママは、赤ちゃんが低体重にならないためにも、極端な食べないダイエットはしないようにしましょう。

妊婦は痩せるのではなく体重を増やさないダイエットを

体重が急激に増えてしまった際に何とかして痩せたい!と色々なダイエット方法を探すママも多いかと思います。しかし妊婦のダイエットで大事なのはお腹の赤ちゃんに影響が及ばないこと。体重を減らすよりも増やさない意識で日々軽い運動や食事管理に取り組むことが大切です。

妊婦におすすめのダイエット方法・運動メニュー

痩せたい人が脂肪の燃焼を目的に行うダイエットとは異なり妊婦の運動には特別な注意が必要になります。体調に気を付けて取り入れていきましょう。

(妊娠中の運動については以下の記事も参考にしてみてください)

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