裏ピースの意味…日本人と外国人の認識の違いが戦争勃発レベル！

まずは裏ピースの歴史です。裏ピースの起源は1294年のヨーロッパまで遡ります。当時イギリスとフランスは敵対関係にありました。そしてイギリス兵は弓を武器とし、その戦力は非常に優れていることで有名でした。

そのため、イギリス兵士がフランス兵士に捕らえらてしまうと2度と弓矢を放てぬよう、脅威であるイギリス人の人差し指と中指がフランス兵士によって切断されるということがあったそうです。

そしてそれ以降、イギリス兵士はフランス兵士に向けて「まだ私には指がある、弓矢を放つことができるぞ、切れるもんなら切ってみると良い」と挑発する際に所謂、裏ピースのハンドサインを使用したのでした。

海外ではイギリスだけではなく、ヨーロッパを中心にイギリスと関係の深いアイルランド、オーストラリア、ニュージーランドでも同様に、裏ピースは良くない意味合いを持っているため注意が必要です。

日本人はそのような歴史的背景を知らない人も多いため、本当に無意識に裏ピースをしている場合もありますよね。うっかりイギリス旅行中に記念撮影やセルフィーで裏ピースをしてしまうと、勘違いされて大変な目に合うかもしれませんので、くれぐれも気を付けましょう。

では次はイギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド以外の国では、裏ピースをしても大丈夫なのか、どんな意味合いを持つのか、を確認して行きましょう！

まずは韓国での裏ピース。よく韓国のアイドルやアーティストが、裏ピースのハンドサイン
をしている写真を見かけませんか？日本でも活動している韓国ガールズグループ、KARAなどの有名アイドルもしていました。

韓国の女性アーティストだけでなく、男性アーティストもよく裏ピースをしていて、韓国でも手を裏返したピースが人気であることが伺えます。韓国人も口元に限らず顔の横や目元などで裏ピースをしています。

つまり韓国でも日本と同様に裏ピースは特に深い意味を持たず、写真を撮る際のポーズとして使用されているようです。また日本と同じように、韓国の一般の若いインスタグラマーなども裏ピースをしています。