淑女になるための習慣＆心構え15こ！淑女のたしなみベスト10も！

淑女は深い知識を持ち、それをすぐに使える知恵に消化しています。つまり、ウィットに富んだジョークを使いこなす知性とユーモアを併せ持っているのです。さらりと含蓄のある言葉や適切な例え話がだせる女性は、インテリジェンスに溢れ魅力的ですよね。

ウィットなジョークの条件は良識と現実性があること、あえて真面目な顔崩さないこと、そしてどこか暖かみのある観察力があることです。誰かを少しいじったりする時も、完全に不快な思いだけをさせるのではなく、いじった人ごと楽しませるのが淑女の嗜みであり特徴なのです。

淑女たるもの、その場で会う人々には分け隔てなく接します。彼女たちも人間ですので、苦手な人、関わりたくない人もいる時もありますが、それでも感情を出すことはありません。嫌という感情でその場の空気を悪くすることの方が、後々損を被ることを冷静に判断できているのです。

誰とでも話す寛容さ、誰とでも話せる知識量は、知性ある女性が好きな人たちから羨望の眼差しを送られることでしょう。一時の感情を出して周りの人々を失望させるよりも、あえて感情を抑える方が喜ぶ人は増え自分の品格も高めることに繋がることを、淑女はよく分かっています。

淑女と呼ばれる人を想像してみて、バタバタした動作やせかせかした性格の女性を思い浮かべますか？浮かべませんよね。淑女は常に余裕を持った心構えで、いろいろな物事に対処しているのです。そのゆっくりした動作は、まさに優雅さを感じさせるに相応しいでしょう。

もちろん、ただどんくさい性格というわけではありません。淑女は冷静な観察力、物事を正確に判断できる思考や慧眼によって、本当に急ぐべき時とそうでない時を判断できています。たとえば後ろでお皿が割れて大きな音がした時、慌てて振り向いてもなんの意味もないですよね。淑女のゆっくりな動作は、冷静に状況判断できてるからこその優雅さなのです。

メリハリのついた動作や無駄のない動きこそ淑女の嗜み、どこかでそう聞いたことはありませんか？確かに、そうしたメリハリのついた動きは美しいです。しかし、人によっては「淑女のイメージとは少し合わないな」と思うこともあるのではないでしょうか。実はそうした直線的な所作はどちらかというと紳士、つまり男性側の特徴なのです。

淑女は無駄な動きが大切。たとえば物を取る時は、目標に向かって真っすぐに手を伸ばすのではなく、少し曲線を描くように手を動かしていきます。女性の場合、そのような柔らかい動きである方が優雅で品良く見るのです。

マナーは自分のためではなく、相手のために身につける礼儀作法です。美しい動作は見る人の心を奪い、そして心地良い気持ちにさせます。まさに淑女が身につけるべき作法なのです。それにTPO意識しようにも基本的なマナーが分かっていないと、冠婚葬祭などで恥をかいてしまうかも。ここでは淑女が身につけるべきマナーをご紹介していきます。

ナプキンは口元を隠したり指や口を拭いたりする時に使用、置かれたフォークやスプーンは外側から使う、乾杯の時グラスはぶつけないなど、最低限のテーブルマナーは押さえておきましょう。また、大口を開けて食べる、口に物を入れながらしゃべるなど、相手を不快にするような所作は慎んでくださいね。

淑女の立ち姿勢は直立不動が基本。両手の位置は自分のおなかの前で、左手前にして重ねます。バッグを持っている場合は腕にかけ、反対側の手をピンと伸ばし太ももの上あたりに当てます。座る時は脚を閉じ、少し斜めにします。このようにしっかりと立ち、座りの基本姿勢を身につけてこそ淑女です。

世界基準のマナーである「プロトコールマナー」については、あらかじめ一通り目を通しておくようにしましょう。日本での格式高いパーティーなどでも採用されているマナーですので、淑女としてはぜひ押さえておきたい作法です。