淑女になるための習慣＆心構え15こ！淑女のたしなみベスト10も！

淑女たるもの嗜みが大事。そんな言葉は日本中で溢れていますよね。嗜みの正しい意味は以下の通りです。

つまり、淑女は普段の心がけや節度、余技などを常に意識しておくべしということ。淑女に近づくためには、常日頃からの意識改革が必要不可欠なのです。ここでは、意識しておくべき淑女の嗜みについて見ていきましょう。

基本にして最も大切な「丁寧」を普段から意識し、いかなる時でも発揮できるよう習慣化させましょう。エレガンスな立ち振る舞いは、一朝一夕では身に付かぬもの。丁寧な心構えを自分のニュートラルにすることで、マナー、食事、会話の時や、それ以外の時でも自然と丁寧に振舞うことができるようになります。

コツは誰にも見られていない時にこそ、自分が恥ずかしいと思うような行動を取らないことです。人目を意識しないで出る習慣は、あなたにとってまさしく本物の習慣、性格となるでしょう。

自分が優雅に振舞うだけではなく、相手の優雅さ、上品さ、思いやりに気づき感謝してこそ真の淑女。自分の品格を高めるため、自分以外の高い品格に気づくためにも、あなたも美徳を感じることができる人になっていきましょう。

物腰柔らかく、激しい感情表現はしないのが淑女ですが、決して周りに流されるような弱い意思は持ち合わせません。どんな相手とも分け隔てなく話せるのは、自分の中にしっかりとした意志と意見を持っているからです。相手の言うことに「はいはい」と頷くだけでは、真の淑女とは呼べません。

英国紳士淑女は、頭の上に本を載せながらでも食事ができるという話があります。それくらい強く自分の姿勢を厳しく律し、意識を向けているのです。本当にそうしろとは言いませんが、それくらいの気概で自分の姿勢と向き合ってみましょう。

綺麗な姿勢は、普通に座るよりも腰や背中の負担が少なくて済むというメリットもあります。また、背筋を使うことによってあなたの声にも影響し、綺麗な発音や発声にも繋がっていきます。両肩を広げ、あごは軽く引き、背筋をピンと伸ばす、淑女らしい姿勢を身につけましょう。

人は、まず始めに歩いている姿を見られると言います。その日の印象を決定づけるためにも、あなたも優美な歩き方を身につけましょう。視線は真っすぐ5メートル先を見据え、後ろ足をつま先までしっかりと蹴り込み、大きな歩幅で歩いて下さい。歩いている時は、前脚と後ろ脚の中心に、背骨のラインが来るようにすると、全体のバランスが保てます。

優美な歩き方には品格が宿り、大きな歩幅には強い生命力を感じられます。実際に大きな歩幅の人は、長生きするという研究結果も発表されているのです。また、マナーの中にはできるだけ女性は大きな歩幅で歩き、男性はそれに合わせるというものもあります。是非歩き方も嗜んでみてください。

自然と笑顔のできる女性は使いどころを、笑顔を作るのが苦手な女性は笑顔を作る訓練を行いましょう。口角を上げるのは基本ですが、大切なのは目元です。人は会話する時は、口元ではなく目を見て話しますよね。ですので、いくら口元がほほ笑んでいようと、目元が笑っていなければそれは笑顔とは言えません。「目は口ほどにものを言う」という言葉もあります。

鏡の前では口元を隠し、目だけで笑顔とわかるような表情を作る訓練をしてください。また、笑顔以外の凛とした表情も意識して練習することで、表情に幅が出すことができます。そしてなによりの笑顔に大切なのは、相手に心を向けること。相手のことをしっかりと考えられれば、自然と笑顔になるはずです。

女性は人差し指の方が長いという特徴があります。淑女と呼ばれる女性はその特徴を利用し、自分をさらに美しく見せているのです。かなり細かい意識ですが、そういう細やかで丁寧な習慣を身につけてこそ、真の淑女と呼ばれるにふさわしくなります。