ロシア人の名前＆愛称110選を読み方付きで！〈男女別〉かっこいい〜かわいいまで！

ではその他の⑪～⑳のかっこいい名前についてご紹介していきます。

⑪【アナトーリイ】…語源はアナトリア半島が由来で、愛称はトーリャです。
⑫【アルカーディイ】…語源は古代ギリシャ語のアルカディア地方出身と言う意味で、愛称はアルカーディユシュカ、アーリャなどです。
⑬【アントーン】…ローマの氏族アントニウスが由来で、愛称はトーニャです。ユダヤ系の俳優イェルチンの名前です。
⑭【イーゴリ】…北ゲルマン人の男性名イングヴァール、意味はノルウェーの神の戦隊で愛称はゴーリャです。ユダヤ系のフィギアコーチシュピリバンドの名前です。
⑮【ヴァレンティーン】…語源はラテン語の壮健なからで愛称はヴァーリャ、ヴァリャーカなどです。
⑯【コンスタンティーン】…語源はラテン語のコンスタントなで、愛称はコーステャがポピュラーです。
⑰【セミョーン】…語源は古代ヘブライ語の彼は聞いたで、愛称はショームシュカです。
⑱【スタニスラーフ】…語源は古スラブ語の宿営と栄光で、スラブ系では珍しい外来語です。愛称はスタニフラースカ、スターニャです。
⑲【ムスティスラーフ】…語源はスラブ語で復習と栄光で、スラブ系の一つです。愛称はムスティーシャ、スティーヴァなどです。
⑳【フセーヴォロド】…語源は古スラブ語の全てを支配でスラブ系の名前です。愛称はフセーヴァ、フセーヴォロドシュカ、セーヴァなどです。

ソーフィアは古代ギリシャ語の智慧（ちえ）sophiaを語源とし、sophiaが女性名詞と言うことで人気が出ました。ロシア人はソーフィアと言えばモスクワ大公イヴァン3世の2番目の妃であったパレオローグ、1680年代の摂政アレクセーエヴナにあやかって人気の名前です。愛称はソーニャ、ソーニチカ、ソーファチカ、ソフィーです。

マリーヤの由来は古代ユダヤ人のミリヤムと言う女性で、古代ギリシャ語に翻訳された際に聖母マリアとなり、その形がヨーロッパ全土に広がりました。聖母の名前として特に聖母信仰の篤いカトリック圏ではポピュラーな名前です。愛称はマーシャが一般的です。スラブ系の名前です。

アナスタシーヤの由来は古代古代ギリシャ人の男性名アナスタシオスで、語源は古代ギリシャ語で復活を表すanastasisです。ロシア人にとってアナスタシーヤと言えば、モスクワ大公イヴァン雷帝の最初の妃であるロマーノヴナが有名です。愛称はナスターシャ、ナースチャ、ナーシャがあります。

ダーリヤの由来は古代ペルシャ人の男性名ダーラヤヴァウで、語源は古代ペルシャ語の保持（daraya）と良い（vahu）を複合したもので、古代ギリシャ語に訳されると、ダレイオスになりました。そこからラテン語に訳されるとダリウスとなり現在に至ります。

有名なのはアケメネス朝最盛期のペルシャ皇帝の名前であることから、初期の聖者にこの名前が多く現在でも人気の名前です。愛称はダーシャがポピュラーです。

アーンナの由来は古代ユダヤ人の女性名アンナやハンナで、語源は古代ヘブライ語の「恵み深さ（hannah）」です。聖母マリアの母の名前であることも人気の一つで、カトリック、プロテスタントなど宗教上の理由で嫌われることなく広がり、ヨーロッパ諸国でも人気の名前です。

その証拠に英語ではアン、フランス語ではアンヌ、ドイツ語ではアンネなどがあります。愛称はアーニャがポピュラーでその他にはニューシャ、ニューニャ、アニュータ、アニューシャ、アーシャなどがあります。