ロシア人の名前＆愛称110選を読み方付きで！〈男女別〉かっこいい〜かわいいまで！

エリザヴェータの由来は古代ユダヤ人のエリシェバで、語源は古代ヘブライ語の神（el）と誓い（shebha）の複合形で「神様の誓い」という意味です。エリザヴェータは洗礼者ヨハネの母の名前で人気になりました。英語ではご存知エリザベス、フランス語ではエリザベートなど西欧でも人気の名前です。

愛称はリーザがポピュラーで、ヴェータ、リーリャ、リズーニャなどがあります。

ヴィクトーリヤの名前は男性名のヴィークトルの女性形です。語源はラテン語の征服者と言われています。愛称はヴィーカ、ヴィーテャ、ヴィートカ、トーラ、ヴィーシャなどです。

ポリーナの名前は変わっていて、かつてはアポリナーリヤの愛称形だったのが独立して名前として認められました。ラテン語の男性名であるアポリナリスが由来で、語源はギリシャの光明の神アポロンから来ています。愛称はポーリャです。

ヴァルヴァーラの由来は古代ギリシャ語の“barbaros”で、異邦人の意味からよそ者と言う意味で使われ出しました。ロシア人はこの名前を使ったのは、聖者バルバラの影響が大きいです。英語にもバーバラと言う名前もあります。愛称はヴァーリャ、ヴァリューニャ、ヴァリューシャ、ヴァリュータなどがあります。

エカテリーナの由来は古代ギリシャ語の女性名アイカテリネからです。聖アイカテリネが崇拝され、その影響で西欧でもポピュラーな名前になりました。英語ではキャサリン、フランス語ではカトリーヌ、ドイツ語ではカタリーナなど広まりました。愛称はカーテャ、カテューシャなどです。カテューシャは日本の髪飾りの名称としても一般的ですね。

ではその他の⑪～⑳の人気の名前についてご紹介していきます。

⑪【クセーニヤ】…語源は古代ギリシャ語で「もてなしの良さ」や「見知らぬ」と言われています。愛称はセーニャなどです。
⑫【アレクサーンドラ】…アレクサーンドルの女性系で、愛称はサーシャ、サニュータ、サニューハ、シューラなどです。
⑬【ヴァレーリヤ】…男性名ヴァレーリイの女性形で、愛称はヴァレーラ、レーラ、ヴァーリャなどです。スラブ系の名前です。
⑭【ヴァシリーサ】…古代ギリシャ語の王妃・女王で、愛称はヴァーシャ、ヴァシーリカなどです。
⑮【エレーナ】…古代ギリシャ人の女性名ヘレネーが由来で「光」とか「輝く」と言う語源もあります。愛称はレーナがポピュラーです。
⑯【リアーナ】…珍しい外来系の名前です。愛称はリーナなどです。
⑰【ヤーナ】…由来は西スラブ系の女性名ヤナからで、男性名ヤンの女性形です。愛称はヤーンカ、ヤヌーシャ、ヤーニャなどです。
⑱【オーリガ】…スラブ系の名前で、男性系オレーグの女性形です。愛称はオーリャなどです。
⑲【ディアーナ】…ローマの女神ダイアナからで、愛称はディアーンカ、ディーナなどです。
⑳【キーラ】…古代ギリシャでキュロスと翻訳され、ロシア語でキールとなり、女性形のキーラになりました。愛称はキーロチカ、キルーシャなどです。

アリーナはご存知ザギトワ選手の名前です。彼女の愛くるしさも相まって可愛い名前の代表です。新体操のカバエバの名前と言えば有名です。愛称はアリーンカ、アーリャ、リーナなどです。