ラオス人と結婚した私が教える性格や恋愛傾向！日本人との共通点も！

ラオスでは国民の60％が上座部仏教を信仰しており、ラオスの人たちが得を積むことが出来る僧侶の托鉢の光景がよく見られます。仏教が生活に根付いており、年中行事の殆どは仏教間関係のものです。

民族衣装は、「パービアン」という斜めがけショールと、男性ものは「サロン」、女性ものは「シン」という巻きスカートです。普段は綿のものを着ていますが、結婚式などでは絹のものを着用するのが正式なスタイルです。しかし昔ほどは着られなくなっています。

そのため、昔ながらの文化を残すように、女性は小学生から大学生までシンが制服となっており、女性公務員もシンの着用が規則になっています。

ラオスの国旗を持った女性を挟んで。グリーンの民族衣装が鮮やかで、とても素敵ですね。お土産にも人気です。

ラオスの料理は、刺激が少ない優しい味つけが特徴です。レモングラスなどの香草や、パーデークと呼ばれる塩辛はラオス料理には欠かせない食材です。主食はカオ・ニャオと呼ばれるもち米で、肉料理や川魚、野菜、スープなどと一緒に手で食べます。

代表的なラオス料理といえば、香草で肉や野菜を煮込んだオラームというスープや、肉や魚を香草と炒めたラープというサラダが有名で、日本人にも人気の料理です。

現在の国旗は1975年のラオス人民共和国が樹立した時に作られたものです。国旗の中央の白い丸はメコン川に上る月を表しており、赤は独立闘争で流された血の色、青は国の豊かさを象徴しています。これ以前のラオス王国時代の国旗には、三つの頭を持つエーラーワンという白像が描かれています。エーラーワンは神の乗り物です。


メコン川中流域に14世紀から18世紀にかけてラーンサーン王国という時代もありました。ラーンサーンとは百万頭の像の意味です。また隣国タイも像を国旗にしていた時期もあり、東南アジアのこの一帯が昔から像との関係が深く、国旗に用いるのも頷けます。

フランスの植民地だった頃の国旗には、左上にフランス国旗がのっていました。国旗を見ることでその時代を知ることが出来ますね。