宮崎の方言＆かわいい宮崎弁一覧！地元民の会話【動画】も！語尾が特徴的？

かわいい宮崎弁第7位は「ぴ」です。「ぴ」はとてもかわいい言葉ですが、何の意味なのか全く分かりませんよね。「ぴ」はとげという意味の宮崎弁です。しかし「ぴ」は宮崎県全域で使われている方言ではなく、宮崎県の小林市辺りで主に使われています。響きがとってもかわいらしいですが、宮崎県全体で通じる方言ではないので注意してくださいね。

都城市だけで使われる「どげんかせんといかん」のように、南北に長い宮崎県には地域によって方言も違っているのです。

宮崎の言葉には関西の言葉とよく似た言葉があります。かわいい宮崎弁6位の「おーきん」もその1つです。「ありがとう」という意味の「おーきん」は関西弁の「おおきに」が訛り、伝わったものだと考えられています。「おーきん」は宮崎訛りでない人にも意味の分かりやすい言葉です。宮崎で感謝を伝える時には「おーきんな」と気軽に言ってみましょう。

宮崎のかわいい方言第5位はまこっちです。なんだか人のあだ名のようなこの言葉は、「本当に」という意味の宮崎弁です。まことが訛りまこっちになったと考えられています。「まこっちおーきん」(本当にありがとう)とかわいい宮崎弁を組み合わせて使ってみましょう。

宮崎県のかわいい方言第4位は「えれこっちゃ」です。「えれこっちゃ」は「大変だ」という意味の宮崎弁です。宮崎を象徴する方言でもあり宮崎市内では、夏にえれこっちゃ祭りという祭りもあるほどです。「えれこっちゃー」と慌てた顔で宮崎女子に言われたら、本当に大変なことが起きたという感じがしますよね。

「まこっちえれこっちゃー」と5位のまこっちと組み合わせて使うと、よりえれこっちゃ感が増しますよ。何か大変なことが起きた時に使ってみましょう。

小さな「つ」が入った言葉はかわいらしく感じますが、かわいい宮崎弁第3位の「いっぺこっぺ」にも小さなつは2つ入っています。「いっぺこっぺ」は「あちらこちら」という意味の宮崎弁です。「いっぺこっぺ」は言葉もかわいらしいし、あちらこちら探し回る様子もかわいいですね。

かわいい宮崎弁第2位は「むじぃ」です。「むじぃ」は「かわいい」という意味の宮崎弁で、この言葉を覚えておくと、かわいい宮崎弁をちゃんと宮崎弁でほめることができます。かわいい宮崎弁に出会った時には、「かわいい」ではなく「むじぃ」と言ってあげましょうね。

かわいい宮崎弁の中でもかわいい第1位の方言は「てげ」です。「てげ」は「とても」という意味の宮崎弁で、大概が訛り、てげになったのだと言われています。「てげ良いっちゃが」(とてもいいよー)のように後ろに何かをくっつけて使うことが多いです。

テレビで宮崎出身のタレントが「てげ～」と言っていたことから、宮崎弁がかわいいと言われだしたとも言われており、かわいい宮崎弁といえば「てげ」なのです。標準語での「超」にあたる言葉です。てげはかわいく取り入れやすい方言なので、ぜひ使ってみて下さい。

「山芋を掘る」と聞くと、これが方言なの？と思ってしまいますよね。しかし、宮崎弁の「山芋を掘る」は山芋を掘るという意味ではありません。「山芋を掘る」は酒に酔い絡むことを意味し、「くだを巻く」という意味の方言なのです。「山芋掘っちょるわ」と言われるような飲み方は、しないようにしましょうね。