栃木の方言＆かわいい栃木弁一覧！地元民の発言【動画】も！語尾が特徴的？

おにむしというと、何の虫か気になる人もいるでしょうが、「クワガタ」のことです。鬼の角のような触覚をもつ虫だから、このように呼ばれるという説があります。なお、コクワガタは、「かいっつぁん」と表現されます。ほかにもクワガタの種類によって栃木県ではかわいい言い方があるそうです。あだ名のようで、親しみがもてますね。

「あしたあさって」というと、明日なのか、明後日なのかよくわかりませんね。正解は、あさってです。「きのうおととい」という言い方もありますが、こっちはおとといです。なぜ明日、昨日と言ってしまうのかわからないですが、思わず、結局どっち？と聞き返したくなるかわいい方言です。

子どもが使っていると、かわいい感じが倍増です。「ちゃぶれる」はつぶれるという意味です。子どもが何かいたずらをしても「ちゃぶれちゃった。」とかわいく言われると、許してしまいたくなります。大人が使ったとしても、残念な感じが醸し出され、味わいがある雰囲気になります。

雷のことを、栃木県では「らいさま」と言います。ただの雷でも、なんとなく敬っている感じがしてかわいらしいです。ドリフのコント、「かみなりさま」を思い出した人もいるのではないでしょうか。

「いしゃさま」もかわいい栃木弁で、意味はそのまま医者です。標準語でもお医者様という人はいますが、栃木県では、「いしゃさま」と言います。

「～ぺ？」は、何かをしようとするときに使います。お菓子食べよっぺ？などのように使います。女の子からこんなふうにかわいく誘われると嬉しくなりますよね。ただ、「ぺ」をつければいいわけではなく、慣れていないと不自然だったり、エセ方言扱いされることもあります。

「したっけ」は、だからという意味で接続詞として使います。そうしたらという意味です。なかなか使い方が難しいですが、文の最初にくっつけることが多いです。挨拶として使われることもあります。

・どっちのランチにする？したっけ私、Aランチ。
・（さようならという意味で）したっけ、明日ね。

「い」と「え」の区別がない栃木弁では、見つけることを「めつける」という人もいます。かくれんぼで見つかったときに、「めっけっちった」。告白に使えそうなセリフだと、「あなたのことめっけたよ。」などという使い方もあります。