愛知の方言一覧！名古屋弁？三河弁？かわいい告白の言葉も！【動画】で地元民の会話も

愛知県民はみんな「にゃーにゃー」と猫みたいな響きが特徴の名古屋弁で話すと思われがちですが、実は語尾に「じゃん、だら、りん」というかわいい訛りがある三河弁を話す人もたくさんいます。愛知県の方言は尾張地区と三河地区に分かれ、それぞれ違ったイントネーションや訛りがあるのです。

戦国時代、尾張の国と言われていた今の名古屋や一宮近辺は、織田信長が君臨していました。楽市楽座によって関西商人が多く集まり、そのため尾張地区で話される名古屋弁のイントネーションは関西弁の特徴が出ているといわれています。全国の方のイメージとしては、愛知の方言＝名古屋弁なのではないでしょうか。

今の豊橋 、岡崎、豊田を中心とした地域は三河の国と呼ばれており、その土地の方言の訛りが三河弁となりました。戦国武将の徳川家康が治めていた地域で、江戸時代には御三家が定住する地域となったため、御三家と関わりの深い公家文化がひろまり、ゆっくりとした訛りのある方言の三河弁となりました。
　

愛知県は方言だけでなく、その県民性にも特徴があります。工業都市が多く、収入が高い人がたくさんいます。そのため、派手な事が好きで、負けず嫌いな性格の人が多いと言われています。

結婚式等はその良い例で、近所の人を集めて餅まきや菓子投げをしたり、トラック3台分の嫁入り道具を揃えるなど、お金の使いっぷりが半端ありません。愛知県民で娘を3人持つと、その家が潰れる、というのも愛知県ならではの迷信です。

同じ愛知県民でも、年齢層でかなり名古屋弁や三河弁の方言に違いが出ます。60代以上の愛知県民の濃～い訛りの名古屋弁から、若者が使う軽くイントネーションに特徴が出る方言まで、ランキング形式でご紹介します。名古屋の大学生を中心に、方言の保存を目的とした名古屋弁研究会も複数存在します。