東京の方言って?ある?ない?東京弁&下町方言一覧!語尾が特徴的?
「いやいや、東京に方言なんて無いでしょ」とお考えのアナタ!実は東京の方言は、東京弁と言って、下町などでよく使われており、標準語とは違うものなんです。この記事では東京弁と標準語の違いや、よく使われている東京の方言を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
東京にも方言があった?
東京には方言がなく、標準語でみんな話していると思っていませんか?実は東京にも方言はありました。普段耳にするテレビやドラマ・映画などのメディアで使用されている言葉も、東京弁であることが非常に多いため、東京だけでなく地方でも意識的にであれ無意識であれ、意外と使っているかもしれない東京弁。
都内でも特に東京弁が色濃く使用されているエリアは、荒川区・葛飾区・江戸川区などの下町だと言われています。下町を中心に、現在でも使われている東京弁をご紹介します。
東京の方言・下町方言の種類一覧
東京方言とは、東京に存在する方言の総称です。東京の方言には以下の種類が存在します。また、以下のものに加えて、現代の東京で主流になっている新しい言語や首都圏で誕生している首都圏方言なるものも存在します。
・江戸言葉
・山の手言葉
・多摩弁
・八丈方言
・小笠原方言
・北部伊豆諸島方言
東京の方言・東京弁の特徴3つ
東京の方言にはいくつかの特徴があります。情報の発信地である東京の、地方とはまた違った育まれ方をした意外と知られていない東京方言の特徴を紐解く事で、東京方言に関する理解度を深めましょう。普段から使用している言葉の語源や歴史を知ることでより言葉に愛着がわいてくることでしょう。
東京の方言・東京弁の特徴その1:種類が豊富
東京はたくさんの文化が発信されている都市なので、前述の通り多くの種類が存在します。その中でも広く使われていたのが、「山の手言葉」と「江戸言葉」の2種類が存在です。
そして、そのうちの「山の手言葉」の方が現在私たちが標準語として使用している言葉の基本になっていると言われています。そして「江戸言葉」の方が下町を中心に使われていた言葉であり、独特の下町訛りがあるいわゆる「べらんめえ口調」とも言われています。
東京の方言・東京弁の特徴その2:発音が独特
山の手言葉は標準語のベースになっているためほぼ特徴がないので、東京弁と言えばまず江戸言葉を指す場合が多いです。江戸言葉は、時代劇や昔の下町を舞台にした映画やドラマなどで、いわゆる「江戸っ子」が話しているような口調。「ひ」を「し」と訛ったり「じゅ」を「じ」と発音したりします。
イントネーションや言葉のニュアンスはなんとなくメディアを通して聞き覚えはあるが、なかなか普段使用したり意味までしっかり理解できているものはもしかしたら少ないかもしれません。
東京の方言・東京弁の特徴その3:標準語と思われがち
「東京弁」という言葉自体に聞き覚えがない人が多く、さらに江戸っこの話す独特の下町人情を感じさせる話し方以外で、東京で話される言葉は全て「標準語」だと勘違いをされる場合が多いという特徴があります。
実は東京にも東京の文化の中で育った独特の表現や言葉やアクセントがあるので、決して標準語ばかりを話している訳ではないのです。特に関西弁や津軽弁のようにイントネーションにインパクトがないで、普段から使用している独特の語尾は東京方言の特徴の一つとも言えるでしょう。
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