広島の方言＆かわいい広島弁一覧！【動画】で地元民の発言集も！語尾が特徴的？

広島の方言、広島弁を何個知っていますか？すぐに思いつくのは「じゃけん」や、語尾に「～じゃ」を付ける、などが出てくるのではないでしょうか。広島弁は「じゃけん」以外にもいろいろな方言があり、面白い言い回しやイントネーションがたくさんあります。覚えておくと広島を訪れた時に困らない方言や面白い方言などを例文を交えてご紹介していきます。

（広島については以下の記事も参考にしてみてください）

広島弁とは、広島の方言ですが、広島市内を中心とした広島県西部と広島県東部では微妙に違いがあり、細かく分けると、広島県西部で使われる言葉を安芸弁、広島県東部で使われる言葉のことを特に備後弁と呼び、備後弁は岡山弁と少し似ているところがあります。反対に安芸弁は山口弁に似ているところがあり、広島弁は特に安芸弁のことを差します。

同じ県内なのに違うのは、江戸時代、広島県西部は安芸国と広島県東部は備後国と呼ばれ国が別れており、それぞれ支配する大名が違っていたからと言われています。

（方言については以下の記事も参考にしてみてください）

広島に旅行に来た時や出張に来た時に会話に使える、覚えておくと便利なよく使う広島弁一覧をランキングで紹介します。例文を使って紹介しますので、この言葉は広島ではどういう意味か推測しながら読むと面白いですよ。

広島弁：「その書類、おさめとって」

まず、ご紹介する覚えておきたい広島弁は「おさめる」です。「片付ける」という意味で使います。標準語の「収める」という言葉と同じようなニュアンスですが、「片付ける」「収納する」という意味で特に使うのが特徴です。この例文だと「この書類、片付けといて」という訳になります。

広島弁：「〇〇さんて、体がやおいんじゃね」

「〇〇さんて、体が柔らかいんですね」という意味になります。「やおい」は「柔らかい」という意味になり、柔軟性がある意味の他にも「性格がやおい」など柔らかい全般に使います。「ご飯がやおい」「この柿がやおい」など、煮えすぎている、熟れすぎて柔らかくなっている場合にも使います。