妊娠初期の腹痛とは?生理痛とどう違う?原因と対策!実体験も!

【医師監修】「もしかしたら妊娠?」と思っても、妊娠初期の腹痛は生理痛とよく似ています。どう区別すればいいのでしょうか、悩んでしまいます。妊娠初期の腹痛とは?生理痛とどう違う?その原因と対策などについて、多くの先輩ママの体験談やドクターの指摘を基に説明します。

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専門家監修
渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
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Contents
目次
  1. 妊娠初期の腹痛と生理痛の違いは?
  2. 妊娠初期に腹痛が起きる原因とは?
  3. 生理痛が起きる原因は?
  4. 妊娠初期の腹痛と生理痛を見極めるには?
  5. 妊娠初期の腹痛対策は?
  6. 妊娠初期の腹痛体験談
  7. 気になる腹痛は相談してみよう
妊娠初期(1〜4ヶ月)の症状は?超初期の兆候と検査陽性後の注意点

妊娠初期の腹痛と生理痛の違い【生理の様子を記録しておく】

4番目のポイントは毎月の生理の様子も記録しておくことです。排卵日や生理日予測のほかに、生理前や生理中の体調不良の様子、経血の量、腹痛の強さの記録があると妊娠初期症状と区別しやすくなります。簡単に入力でき、無料で使える管理アプリもあるので、生理の記録に活用してみてみましょう。

妊娠初期の腹痛対策は?

妊娠初期に起きる腹痛の対策について説明します。普段の生活で意識できる腹痛対策もあるので、チェックしてみてください。

妊娠初期の腹痛対策【ストレスを溜め込まない】

ストレスを溜(た)め込まないようにしましょう。妊娠初期は体調面精神面ともに不安定な時期です。妊娠したことは嬉(うれ)しくても、新しい悩みは尽きません。ストレスは冷えや自律神経の乱れの原因になってしまいます。

普段から、上手くストレスを解消できる方法を見つけておくと、妊娠してからもうまくストレスと付き合っていくことができますね。

妊娠初期の腹痛対策【体を冷やさないよう注意】

体を冷やさないように注意しましょう。女性に冷えは大敵です。もちろん妊娠中も体が冷えていると良くないことばかりです。冷えは、便秘や下痢の原因にもなりますし、自律神経も乱れてしまいます。さらに、筋肉も硬くなりコリや疲れの原因にもなってしまうのです。

普段から体の温まる食材を意識して、体の中から冷えを改善できるようにしましょう。入浴はシャワーだけで済まさず、湯船に浸かって体を温めましょう。血行も良くなり、一日の疲れも取れて良く眠れますよ。さらに、妊娠週数が進んでお腹が大きくなってくると、疲れも溜まりやすくなりますので、妊娠初期の今から湯船に浸かる習慣作りをしておきましょう。

妊娠初期の腹痛対策【妊娠初期でも無理は禁物】

妊娠初期でも無理は禁物です。妊娠初期は妊娠しているという実感が湧かない人も多いでしょう。しかし、お腹に力の入る姿勢を長時間続けたり、疲れを溜め込んだりしないようにしましょう。妊娠初期はまだまだ流産の可能性も高く、母子ともに不安定な時期です。これくらい平気だろうと考えずに、妊娠中は無理のない行動を意識しましょう。

妊娠初期の腹痛対策【薬の安易な服用に注意】

薬の安易な服用に注意しましょう。下腹部痛を感じると、市販薬をすぐに飲む習慣がある人もいるかもしれません。しかし、妊娠中に市販薬を服用すると、薬の成分が胎児に影響を及ぼす危険性があります。妊娠4週くらいまではあまり影響がありませんが、それ以降は特に注意が必要です。

妊娠の可能性がある場合は安易に市販薬を服用せず、痛みに耐えがたい場合は病院を受診しましょう。

妊娠初期の腹痛体験談

実際に、妊娠初期に下腹部痛があった方の体験談を紹介します。妊娠初期症状としては、腹痛だけでなく、様々な症状が併発している場合が多いようですね。

女性

20代

腹痛と頭痛が続いて嫌だなあと思ってたけど、そういえば生理が来ていないことにも気づいて、妊娠検査薬を試したら結果は陽性!産婦人科で診てもらったらやっぱりちゃんと妊娠してた。腹痛と頭痛は一緒に起こる人も多くて、1ヵ月ぐらい続くみたい。