【妊娠4カ月目】妊婦・胎児の状態は?症状や注意点!体験談も多数!

【医師監修】妊娠4カ月目は妊娠初期の終わりの時期です。お腹の胎児を感じ、ママとしての実感も強くなってくるでしょう。妊娠4カ月目の妊婦さんや胎児はどんな状態なのでしょうか。気になる症状や注意点などについて多くの先輩ママの体験談やドクターの指摘を基に説明します。

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専門家監修
渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
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Contents
目次
  1. 妊娠4カ月は妊娠初期最後の1カ月
  2. 妊娠4カ月目の妊婦さんの状態は?
  3. 妊娠4カ月目の胎児の状態は?
  4. 妊娠4カ月目で気をつけたい症状は?
  5. 妊娠4カ月目における注意点とは?
  6. 妊娠4カ月目で流産の危険性はある?
  7. 妊娠4カ月目をどう過ごす?
  8. 妊娠4カ月目は母体と赤ちゃんのことをまず考えて!

おりもののチェックもしましょう。おりものは、感染症など体の異常を見つけるための、しるしの役割をしてくれます。通常は透明または乳白色ですが、普段と違う色や状態だった場合は注意が必要です。また、おりものと同時に、強いかゆみやかぶれを感じたり、腹痛や出血を伴ったりした場合はすぐに病院を受診しましょう。

妊娠4カ月目における注意点【性交渉】

妊娠4カ月を迎えるあたりには、つわりもおさまり体調も安定してくるため、パートナーとの性交渉も大丈夫になります。ただし、圧迫してお腹が張ることのないようにし、腹痛や出血がある時やお腹が張る時は控えましょう。

妊娠4カ月目で流産の危険性はある?

妊娠11週を過ぎると流産の確率はかなり低くなります。ただし腹痛やお腹の張り、出血など流産につながる症状には気を付けることが必要です。

妊娠4カ月目での流産の危険性【流産の確率】

妊娠初期における流産の確率は、全ての流産の約8割にものぼります。この危険性は妊娠4カ月に入ると一気に下がるようです。ただし、流産の危険性がゼロになるというわけではありません。

妊娠4カ月目での流産の危険性【流産の原因】

流産の原因として妊娠高血圧症候群や、妊娠糖尿病などがあります。これらは早産の確率も高めます。腹痛や出血、お腹が張るなどの症状が出た場合は、定期検診を待たずにすぐに病院を受診してください。

渡邉恵里

小児科医

流産の多くは染色体異常など、赤ちゃんに生存しきれない問題がある場合が大半です。万が一流産の診断を受けても、お母さんはご自身を責めないで下さいね。

妊娠4カ月目での流産の危険性【流産の兆候】

流産の兆候として考えられるのは、妊娠中に当たり前にある症状が急になくなる場合です。また不正出血、激しい腹痛、お腹が張るなどの症状も要注意です。特に腹痛や出血などの症状があらわれたら、すぐに病院を受診しましょう。

胎動はまだ感じられない人もいるので、違和感を覚えたら専門医に診てもらうことが大事です。

妊娠4カ月目での流産の危険性【流産をどう予防する?】

流産をどう予防するか?というと、まずタバコとお酒を控えることです。ニコチンやアルコールは流産や早産の原因になるため、妊娠が判明した時点ですぐにやめましょう。また、体を冷やしたり激しい運動をしたりすると、お腹が張ることもあるため気を付けましょう。

(出血と流産については以下の記事も参考にしてください)

妊娠初期の出血まとめ!原因と対処法!危険なものは?流産の可能性も?
流産の種類は?確率は?週数、年齢との関係性について!

妊娠4カ月目をどう過ごす?

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