「吊り橋効果」の新事実！恋愛心理学で"勘違い"は愚策？正しい活用方法も！

男性と女性のグループできもだめしに行って、いつの間にか恋愛に発展していたって事はありませんか？吊り橋効果（吊り橋理論）と言われる有名な恋愛心理学で、実際に試してみた方もいるのではないでしょうか。

しかし、そこに大きな落とし穴があるということがわかったんです。誰にでも吊り橋効果の効果があるのではなく、男性と女性では大きな差があったり、恋愛が長続きしない場合もあるそうです。効果的な使い方もありますので、吊り橋効果を上手に使って意中の男性をゲットしたい方は必見です。

恐怖や緊張で心拍数が上がりドキドキしたのを、素敵な男性・女性に出会ってドキドキしたと勘違いすることを「吊り橋効果」といいます。勘違いから恋愛に発展するなんて信じられないかもしれませんが、これも立派な心理学の一つ。実際に使える恋愛心理学としては有名な手法です。

カナダの心理学者、ダットンとアロンが実験・発表した心理学の理論が「恋の吊り橋効果（理論）」です。実験内容は独身男性を集め、片方のグループには揺れる吊り橋を、もう片方には頑丈で揺れない吊り橋を渡ってもらうというもの。

揺れる吊り橋の途中で女性に声をかけられた男性が、その女性に好意を持ったかどうかで恐怖のドキドキと恋に落ちるドキドキを勘違いするのか実験したのです。

男性は、女性と比べて吊り橋効果の影響が大きいようです。ですが男性に対して吊り橋効果を使う場合は女性の見た目が好みでなければ効果はほとんどありません。とはいえ見た目のハードルさえクリアしてしまえば、男性に恐怖のドキドキを恋愛感情と勘違いさせることは案外簡単なのかもしれません。

吊り橋理論とは別に、脳のどの部分が活性化した時に人は恋をしているのか調べた実験があります。その結果、男性の場合は視覚、つまり女性の見た目が大きく関わっていることが判明したそうです。残念ながら、好みの顔やスタイルでなければ吊り橋効果は期待できないということです。

ですがダイエットをしたり、清潔感のある服装や髪型、メイクを変えるだけでも男性の気を引く事は十分に可能です。意中の男性がいるなら、吊り橋効果だけに頼らずに自分磨きをする必要もあるでしょう。