妊婦の岩盤浴やサウナは大丈夫?妊娠初期は要注意?実体験多数!
【医師監修】妊婦さんは体調の変化が激しかったり体が重くなったりすることから、気分転換したいと感じることが多いものです。そんな時、岩盤浴に行きたい妊婦さんも少なくはないのではないでしょうか。この記事では、妊娠中の岩盤浴は安全なのか解説し、あわせて体験談もご紹介します!

また、水風呂などでは逆に体温を下げすぎてしまい、これもやはり子宮には良くありません。いずれも子宮に負担をかけることから、流産につながる可能性がゼロではないというリスクをはらんでいます。そして安定期なら大丈夫というわけではなく、子宮の収縮は流産に直結しやすいため特に注意が必要です。
(流産については以下の記事も参考にしてみてください)
岩盤浴やサウナによる胎児への影響は?

上記では妊婦さんにとってどのような影響があるのかをご紹介しました。ここからは岩盤浴やサウナが赤ちゃんにとってどのような影響があるのかをご紹介します。
妊婦さんが熱くなると赤ちゃんも熱くなる?
岩盤浴やサウナで妊婦さんの体温が上がっても、お腹の赤ちゃんに直接の影響はありません。妊婦さんの体温が上がっても羊水によって胎児の体温は一定に保たれるようになっているためです。しかし一方で悪影響だとする意見も存在します。これは急激な温度変化によって母体の体調が変化すると少なからず胎児環境に影響を及ぼすという考えです。
妊婦さんがお風呂に入る時の適温は?時間はどれくらい?
妊婦さんがお風呂に入りたい時はどれくらいの温度で何分まで入っても大丈夫なのでしょうか?妊娠中のおすすめのお風呂温度は普段よりぬるめの38~39度。また、時間は長くても10分ほどにおさえましょう。特に妊娠初期の場合は10分以上のお風呂に入ると子宮の血流が良くなりすぎてしまい、子宮の収縮を起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。
女性
30代前半
本当は熱いお風呂が好きなんだけど、少し低めの温度設定にしてる。赤ちゃん熱いんじゃないかと思ってしまう。病院では多少熱い風呂に入っても大丈夫って言われたけど、なんかちょっとこわい。
妊娠初期ほど岩盤浴やサウナは要注意?

前述のとおり妊娠中の岩盤浴やサウナは妊婦さん自身の体調やお腹の赤ちゃんに対していろいろな影響を及ぼすと考えられています。その中でも妊娠超初期、妊娠初期の場合には大きな影響があるといわれているので下記では詳しく紹介していきましょう。
妊娠初期は注意【体を温めすぎることによる子宮の収縮】
妊娠初期はあまり自分が妊娠しているという自覚症状も少ないですが、実は一番流産が起きやすい時期。なかでも胎児の心拍が確認できない「稽留流産(けいりゅうりゅうざん)」が多い時期でもあります(※2)。この稽留流産の原因としてはそのほとんどが染色体異常によるもので、とくに何をしたから、というものではなく仕方がないものです。

しかし強いストレスや外的刺激により子宮に収縮がおきてしまうと赤ちゃんがうまく育つことができずに流産を引き起こしてしまうということもあり得ます。そのため子宮の収縮につながる可能性がある岩盤浴やサウナを妊娠中に利用することはあまりおすすめできません。
カズヤ先生
産婦人科医
仮に岩盤浴やサウナに入ったからといって、稽留流産になる可能性が上がるわけではないです。 流産に関しては、ほとんどが胎児側のDNAの原因で発症しますので、あまりに過敏になる必要はありません。 常識の範囲であまりに入浴時間が長時間にならないようにしましょう。
(稽留流産については以下の記事も参考にしてみてください)
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