妊婦の運動はOK?ダメな時期もある?効果は?おすすめの運動5選!
【医師監修】お腹の赤ちゃんのことを考えると、妊娠中に運動していいのか不安になりますよね。これから「妊婦さんがが運動していい時期」「運動するときの注意点」「妊娠中の運動の効果」についてご紹介します。手軽に始められて、妊婦さんにおすすめのエクササイズもありますよ。
マタニティスイミングは、安定期に入ったころからスイミングスクールなどで行うことができるエクササイズです。妊婦さんと赤ちゃんのために考えられており、浮力を利用して次のようなプログラムが行われています。
●水中エクササイズ
●分娩時の呼吸法の練習
●水中座禅
●フローティングとよばれるリラックス法の練習
(マタニティスイミングについては以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠中の運動で注意すべきことは?

妊娠中に運動する場合に、気をつけるポイントがあります。これからご紹介する6つの注意点を守りながら、安心して運動しましょう。
妊娠中の運動の注意点【体調が悪い時はやめる】
妊娠経過が順調なら運動はいつから行っても大丈夫です。しかし、体調が悪いときやお腹の張りがあるときは中止しましょう。お腹の張りとは下腹部の痛みや引っ張られるような感覚のことで、子宮収縮が原因とされています。無理して運動すると、子宮収縮を強めてしまうので注意が必要です。
子宮収縮は早産の誘因になるともいわれています。お腹の張りを感じたときは運動を中止し、しばらく横になるなど安静を心がけてください。特に妊娠初期は体が妊娠に慣れていないなので、無理して運動しないようにしましょう。
妊娠中の運動の注意点【長時間行わない】
妊娠中の運動時間は1日60分以内を目安にして、長時間は行わないように注意してください。運動に慣れていない妊婦さんは、20分程度の運動を週2、3回行うことから始めましょう。決して無理をしないよう心がけてください。日ごろから運動に慣れている方でも、妊娠中の長時間の運動はリスクがあるので十分気をつけましょう。
妊娠中の運動の注意点【水分補給はしっかり】
妊娠中の水分摂取量は、妊娠していないときの1.5倍程度も必要になります。妊婦さんは、赤ちゃんに栄養を届けるために血液量が多くなっているからです。赤ちゃんを守る羊水にも水分が欠かせません。水分量が不足すると血液がドロドロになり、赤ちゃんに必要な栄養が届きにくくなってしまいます。水分補給をしっかりすることを忘れずに運動しましょう。
妊娠中の運動の注意点【高温多湿な環境は避ける】
高温多湿の状況で運動すると、体温が著しく上昇してしまいます。妊娠中の急激な体温上昇は、水分不足や子宮収縮を引き起こすかもしれません。赤ちゃんの発育にも悪影響を与えるおそれがあります。急激な体温上昇を防ぐためにも、暑い時期の気温が上がる時間帯に、屋外で運動するのは控えましょう。
自宅で運動を行う場合でも、婦人科などで適温とされている28℃を目安に、これ以上室温が高い状態で運動しないよう気をつけてください。
増田陽子
内科医
運動は最初から全力で行うのではなく、息切れしない程度で余裕を持って行いましょう。
妊娠中の運動の注意点【運動後はクールダウン】
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