マタニティスイミングとは?内容や効果・時期は?リスクは?体験談あり!

【医師監修】妊娠中はお腹も大きくなるため、運動不足になりがちですよね。「マタニティスイミング」は妊娠中でも行えるスポーツの1つです。しかしマタニティスイミングには細菌感染のリスクもあります。今回はマタニティスイミングの内容や効果、注意点について詳しく見ていきましょう。

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専門家監修
増田陽子
平成22年「St. Methew School of Medicine」大学医学部を卒業し、日本・米国・カリブ海の医師資格を持っています。・・・
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Contents
目次
  1. マタニティスイミングとは?
  2. 妊娠中の運動について
  3. マタニティスイミングの内容
  4. マタニティスイミングの効果
  5. マタニティスイミングができる時期
  6. マタニティスイミングのリスク
  7. マタニティスイミングを行う前にすべきこと!
  8. マタニティスイミングができる場所
  9. マタニティスイミングを行った人の体験談
  10. 妊娠中も適度な運動を!

マタニティスイミングとは?

マタニティスイミングは「妊婦用にプログラムされた水泳」のことです。普通の水泳とは違い、水中で体を動かすことを目的としています。マタニティスイミングは臨月まで可能な運動で出産に向けた体づくりができるので一石二鳥ですよね。しかし注意点や感染のリスクもあるため正しいやり方で行うことが大切です。

妊娠中の運動について

妊娠中の運動は体重管理だけでなく分娩時の負担を軽減する目的もあるのです。体調が悪いとき以外は適度な運動は大切といえるでしょう。安定期以降は体調が落ち着く時期なので少しずつ体を動かしたいですね。

また妊娠中の運動はほかの妊婦さんと交流する機会にもなります。運動が苦手な人でもやり方をきちんと知ることで楽しく続けられるかもしれません。(※1)

(妊娠中の運動については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期に運動はしていい?どれくらい?おすすめの方法と注意点!

マタニティスイミングの内容

マタニティスイミングの内容は主に6つに分けられます。内容ややり方によって得られる効果も違いますが、安産効果が期待できるものも少なくありません。確実に効果を得るためには正しいやり方で行うことが大切です。

マタニティスイミングの内容【スイムレッスン】

スイムレッスンの内容は「バタフライ」「背泳ぎ」「クロール」です。股関節の負担を考えて平泳ぎは行いません。マタニティスイミングがきっかけで泳げるようになる人もいます。

マタニティスイミングの内容【アクアビクス】

プールの中で行うエアロビクスのことです。水圧による負荷がかかりますが難しい動きは少ないので楽しく行うことができます。

マタニティスイミングの内容【ウォーキング】

出典:https://www.pinterest.jp/pin/858850591431153918/

水中は負荷がかかるため歩くだけでもいい運動になりますよ。なかでもおすすめなのが「後ろ歩き」です。安定期はお腹も前にせりだし自然と体の重心が前に移ります。臨月までに腰痛に悩む人は多いでしょう。水中ウォーキングで後ろ歩きを行うと重心が後ろに移り、腰痛の軽減が期待できます。

増田陽子

内科医

水中での後ろ歩きは、背中に通っている血管の血流の流れも良くなるので、冷え性や起立性低血圧なども改善します。