【紗】を使った名前（女の子編）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

「紗」という漢字がつく名前の方は、みなさんの周りにもいるのではないでしょうか。バランスも良く可愛いイメージなので、女の子の赤ちゃんにはもってこいです。可愛いくてオシャレ、古風なイメージまで様々な漢字と組み合わせて名付けることができますよ。

（赤ちゃんに関してはこちらの記事も参考にしてみてください。）

「紗」はうすぎぬやうすものの意味します。つまり薄くて透明で強さのある絹織物を意味しているのです。

昔からしなやかで輝くうすぎぬは女の子たちにとっては馴染み深いものでした。透明で綺麗なのにもかかわらず強いうすぎぬは、軽やかでかつ強く可愛い女の子を象徴しているようですね。名付けに使用する際の意味としては、美しさ・上品さ・可愛らしさなどが挙げられます。

しかし「紗」という漢字はそれだけの意味には留まりません。漢字を分解すると糸と少に分けられます。糸は人と人の縁を意味し、少は希少というように稀な存在を意味します。その2つの漢字が組み合わさると、良縁を引っ張り起こすカリスマ性に満ち溢れていることを意味するのです。

漢字そのものの意味も、組み合わさって出来る意味もとても素敵ですね。

「紗」という漢字は（さ・しゃ）という読み方や、（うすぎぬ）という読み方ができます。そのほかにも（すず・たえ）など、読み方にも様々な種類があるのです。

（すず・たえ）という読み方にはあまり馴染みがない方も多いのではないでしょうか。これは名乗り読みといい、いわゆる当て字のようなものです。（すず）に関してはすずしげなうすぎぬからでしょう。（たえ）は「妙」という字に似ている当て字だといわれています。

ぱっと見では読み方が分からなくても、漢字の意味が分かれば納得できますよね。

糸という漢字の象形とされるより糸と、少という漢字の象形とされる小さな点が組み合わさって成り立ちました。ねじり合わさるという意味のより糸と細かい作業という意味の小さな点で作られる『紗』。美しさと強さを兼ね備えたうすぎぬの由来もよく分かります。

赤ちゃんに名付けをする上で字画数はかなり重要になってきます。それぞれ人によりますが、運気の上がる字画数で名付けたいという方はたくさんいらっしゃることでしょう。

まず「紗」の字画数は10画です。字画数はさほど多くなく書きやすい漢字ですね。ただ、名前の面だけですと10画という字画数はあまり縁起が良いとはされません。