妊婦は腹筋運動がおすすめ!妊娠中の正しいやり方や注意点!【動画あり】
【医師監修】「妊婦の適度な運動は良いと聞くけど、どうして腹筋なの?」と疑問に思いますよね。妊婦が特に気にするのは、やっぱりお腹周り。しかし、腹筋運動とは言っても一般的な上体起こしではありません。ここでは妊娠中の正しい腹筋運動の鍛え方や注意点をご紹介します。
分娩時間には個人差はありますが、平均して初産婦は10〜15時間、経産婦は6〜8時間と言われています。
先ほど説明したように、腹筋によるいきみやすさが娩出力の向上につながります。つまり、陣痛から出産までをスムーズに行うことができ、生まれてくる赤ちゃんへの負担も軽減されることになります。
妊娠中の腰痛が軽減する
腰痛すぎる!膝まげられない!なんなの妊娠中って、いろんなとこ全身なん?(꒪⌓꒪)嘘みたい。 pic.twitter.com/06c0VtL6rp
— たけだ (@6SyV2MIkL9ZVjVH) January 16, 2018
なぜ腹筋が妊娠中の腰痛と関係があるのでしょう。それは、妊婦が無意識のうちにお腹をかばうようになるからです。そうするとお腹を支えていた腹筋が弱り、腰や背中の筋肉がサポートするようになるため、腰痛になりがちです。したがって、腹筋を鍛えることが腰痛を軽減することにつながります。
内科医 増田陽子
内科医
腰痛は腹筋と背筋のバランスが悪いとなりやすいです。
妊婦でもお腹が必要以上に大きくならない
妊娠時にお腹が大きくなることは自然ですが、必要以上に大きくなることがあります。これは腹筋が弱いためです。また、腹筋を鍛えることで、産後の体型の戻りも早く、妊娠線も残りにくいと言われています。
ちなみに上記画像の頃のsarahstageさん(下着モデル)は妊娠9ヶ月目ですが、日頃から腹筋を鍛えていたことからお腹があまり前に張り出していません。
妊婦が腹筋運動をする際に注意すること

腹筋を鍛える方法をご紹介する前にいくつか注意して欲しい点があります。安心して筋トレをするには、注意点をしっかりと確認してから行いましょう。
まずは医師に相談する

妊娠の経過が順調で、双子または三つ子でなければ運動をしてよいとされています。全妊娠の10〜15%の自然流産の発生時期のほとんどが妊娠12週未満であることが知られています。
妊娠してからスポーツを始める場合には、原則として妊娠12週以降で妊娠経過に異常がないことです。また、妊娠16週以降には自然流産がほとんどなくなることや妊娠16週頃には前置胎盤の診断が可能なことから、妊娠16週以降とする意見があります。
腹筋運動を始めるのは、妊娠16週を過ぎた頃がよいでしょう。ただし、子宮口が開いている人の場合は早産になる可能性があるので、必ず担当医に相談してから行いましょう。(※2)
腹筋運動をするタイミングと頻度に気をつける
鍛えるタイミングは午前10時から午後2時の間です。この時間帯に運動すると良いとされているのは、子宮収縮が少なくお腹が張らないためです。また、疲れがたまる夕方や食後、入浴後はお腹が張るため運動は控えましょう。
鍛える頻度は週2〜3回で、1回の運動時間は60分以内です。このタイミングと頻度については、腹筋運動だけでなく妊婦の筋トレ全般に共通して当てはめることができます。
増田陽子
内科医
あまり無理をせず、自分の体調に合わせて行いましょう。
(妊娠時の運動のタイミングについては以下の記事も参考にしてみてください)
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