『好き』とは何？どういう感情？恋愛心理学で意味や定義を解説！診断方法も！

好きという感情の定義の4つ目は、自分が抱いている理想を相手の中に見出した時に現れる好きという気持ちです。思春期に多く見られる、自分の思い描く理想を異性に当てはめた時に抱く感情も、好きの一種だと言えます。白馬の王子様に憧れる、自分だけのナイトが存在するといった、一見夢見がちな心理も、男女関わらず相手に当てはめることで好意に繋がるのです。

好きという気持ちの定義の5つ目に挙げられるのは、ゲームのような感覚で得られる好きという感情の意味合いです。ゲーム的意味合いの好きという気持ちは、自分に好意を向けさせることで、勝利感や快感などの欲求を満たすことを指しています。単体で現れるよりも、他の好きな気持ちと相互して表れることが多いです。

好きかどうか試したり、恋の駆け引きという行為も、ゲーム的な好きという気持ちの一環と言えます。

好きという気持ちの定義の6つ目は、独占したい、一人になりたくない気持ちから生まれる好きという感情です。男女にかかわらず、自分一人では生きていけないから傍にいてほしいという気持ちが、好きという気持ちに起因しているのです。他の男女と仲良くしている時に感じる嫉妬心も、独占欲的な好きから表れる感情です。

好きという感情の定義の7つ目に挙げられるのは、お金や地位といった財産から反映された意味合いの、好きという気持ちです。男性で言えば、女優やアナウンサーと交際していると自尊心に繋がります。女性でも、資産家の男性と結婚することで裕福な生活ができて幸福感を得ることができるのです。

地位や財産から、幸せという気持ちが生まれるケースがあります。この幸福感が得られる対象の人物に対する気持ちも、好きという気持ちに反映されると言えます。

今まで挙げられた「好き」という感情を、様々な塩梅で組み合わせることによって、一個人が感じる好きという気持ちが出来上がるのです。人によって、どの種類の「好き」という気持ちが高いか低いかは変わってきます。

付き合っている男女の間に多く見られるのは独占欲的な意味合いや理想に起因する意味合いです。結婚した男女に見られるのは親族的な意味合いや資産から反映される意味合いの「好き」になると言えます。

好きとはどういう気持ちなのか、わからないという人はとても多いです。恋愛の好きと友情の好きが区別がつかなかったり、付き合ってみたものの本当に好きかわからなくなったりと、好きという感情への悩みは千差万別です。ここでは、「好き」の感情がわからない人の本音の話をピックアップしました。「好き」という気持ちへの疑問は具体的にどんなものでしょう。

友情の好きと、恋愛の好きの気持ちの違いとは何か、と悩んでしまう人も多いです。友達として好きという気持ちも、恋愛対象として好きという気持ちも、どちらも好きには変わりないと考えてしまうのでしょう。