初産の予定日は超過する？早まる？高齢出産の場合など先輩ママの体験談も紹介！

妊娠後期に入り初産が近付くと「いつ赤ちゃんに会えるんだろう？」「陣痛が始まるのはいつかな？」と出産予定日のことで頭がいっぱいになるママも多いのではないでしょうか？

出産予定日とは「最後の生理開始日から9カ月と1週間後」のことです（※1）。また、妊娠週数における「40週0日」も出産予定日を指しています。この出産予定日は、妊娠前の受精や着床をしていない時期も含めて算出されるため「出産予定日がいつなのかよくわからない」という初産のママも少なくありません。

出産予定日はどう決まるのでしょうか。生理周期が正常な28日周期であれば計算で割り出すことが可能です。予定月は「最終月経があった月からマイナス3カ月」を当てはめ、予定日は「最終月経が始まった日にプラス7日」を当てはめて算出します。

例を挙げると「5月14日」が最終月経の開始日であった場合、出産の予定月は5から3を引いた「2月」で、予定日は14に7を足した「21日」です。

また、生理周期が安定していない状態で妊娠した際には、医師が基礎体温表から排卵日を推定して算出したり、胎児の大きさをもとに逆算するといった方法で出産予定日を決めていきます。

初産を心待ちにしているママは「初産の出産予定日は遅れるの？早まるの？」と出産予定日とのずれを気にしてしまうこともあるのではないでしょうか。

初産の陣痛が始まる平均的な週数は37～42週の「正期産」であることが多く、統計によると出産予定日を含む40週までの間に8割程度のママが初産を迎えています。残りの2割程度のママは、41週以降に超過しています。

では、初産の予定日とのずれに関する統計をもとに、初産の出産予定日が「遅れる確率」「早まる確率」「ぴったりになる確率」について紹介していきます。

初産の予定日とのずれに関する統計によると、初産の予定日が遅れる確率は4割弱となります。「初産は平均して予定日から遅れやすい」といわれながらも、実際は5割以下という確率に驚いた人もいるのではないでしょうか？

また、初産が予定日より1週間未満遅れる確率は2割程度で、1週間以上2週間未満遅れる確率は1割程度となっています。そして正期産を超えて2週間以上遅れるケースは珍しく、1割以下の確率です。初産で出産予定日を超過しても、そのうち半数以上のママたちが1週間以内に出産を終えています。

初産の予定日が早まる確率は、統計によると全体の6割程度です。この確率から「初産は平均して早まる傾向にある」と考えることができます。また、統計によると1週間未満早まる確率は2割半程度で、2週間未満早まる確率は2割弱です。2週間以上早まる確率も、1割半程度はあります。

「初産で出産予定日から2週間以上も早まる確率が、全体の1割以上もあるの？」と、確率の高さに疑問を感じた人もいるでしょう。この統計をもとにした確率の数値は胎児、母体の異常による早産や緊急帝王切開などのケースも含まれており、すべてが自然に陣痛が起こった普通分娩というわけではありません。

統計をもとに考えると、初産で予定日ぴったりに出産する確率は全体の0.5割程度です。つまり、初産のおよそ9割半は出産予定日からずれるということです。

これらの統計をもとにした確率からもわかるように、出産予定日というのは確実なものではありません。出産予定日をあてにしすぎず、陣痛が起こりやすくなる日の目安として捉えると良いですね。

初産の出産予定日について、先ほどは統計のデータをもとに紹介しました。ここからは、実際に初産を終えた先輩ママたちの体験談を紹介します。「出産予定日より超過したママ」「出産予定日より早まったママ」「出産予定日ぴったりだったママ」の声です。初産が高齢出産となったママたちの声も、ぜ参考にしてくださいね。