臨月の手足のむくみや体重増加、対策は必要？原因や解消法とは？

妊娠中、特に臨月はむくみやすくなります。足がパンパンにむくみ靴が履きにくくなっていたとか、手が腫れて指が曲がらなくなってしまったという妊婦さんも多いようです。「むくみ」とは一体何なのでしょうか？どんな原因で起こるのでしょうか？次の項から原因や対策などを説明します。

血中の水分が血管の外に染み出て皮下にたまった状態を「むくみ」といいます。正式な医学名称で「浮腫(ふしゅ)」といい、男女どちらかというと女性に多くみられる症状です。特に臨月は血液と体内の水分のバランスが取りにくくなるため、むくみやすいといわれています。

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多くの妊婦さんが臨月に入ると経験すると言っても過言ではないむくみ。対策せずに放置していると手足がパンパンに腫れあがったり、腫れによる圧迫で手が痺れたりする妊婦さんもいます。臨月の「むくみ」と共に現れる他の症状について説明します。

臨月になると体重増加は1週間に約300～500gまでが望ましいとされています。臨月のむくみは1週間に1キロ以上体重が増える原因になることも。急に体重が増えると難産になる可能性が高くなるので、体重を増やさない対策は必要。しかし、臨月のむくみでの体重増加は生理現象である程度仕方のないことです。急激に体重が増えた時は医師の指示を仰ぎましょう。

むくみそのものは胎児に影響はないといわれています。むくみは妊娠高血圧症候群の要因からは外されていますが、症候群を発見するサインにはなるでしょう。大きな体重増加、高血圧や蛋白尿が出ているなどの兆候があれば医師の診察や治療が必要になります。その他に頭痛やめまいなど不安な症状があれば、次の妊婦検診まで待たずに受診しましょう。