妊娠初期のダイエットはいつからOK？妊婦さんの食事・運動のポイントを紹介！

成人女性の適性カロリーは1,700～2,000kcal程度です。妊娠初期はこの適性カロリーに50kcalを追加してもよいという目安が定められています。妊娠初期に太る理由として、適性カロリーを大幅に超えた食事をしていることがあげられます。まずは自分の日頃の食事量を見直して、適性カロリーの範囲内におさまるようにしてみましょう。

脂肪をため込みやすい夜に炭水化物を抜くことは、体重増加への有効な対処法のひとつです。朝と昼にしっかり食べて、夜の食事を軽めにしてみましょう。1日の食事量を変えずに、食事量の配分を変えるだけでもダイエット効果が得られますよ。

食事による体重増加の対処法としてよく挙げられるのが、間食を減らすことです。顔や太ももが太る理由は、甘いものやお菓子の食べ過ぎであることがほとんどです。ストレスにならない程度に間食を減らして、食事をしっかりとるように心がけましょう。

間食の回数だけでなく、内容を見直すという対処法も重要ですね。

ここでは、妊娠初期のダイエットで運動をする際のポイントを紹介します。また、妊娠初期のダイエットとしておすすめの運動と控えたほうがよい運動も紹介するので、確認してみてくださいね。

妊娠初期のダイエットで運動する際のポイントは、激しい運動を避けて無理をしないことです。妊娠初期はお腹も大きくなく動きやすいため、体重を減らすために激しい運動をしたくなる人もいるでしょう。しかし、走ったり、人と接触したりするおそれがある運動は、流産のリスクを高めてしまいます。

妊娠前から体型に気を付けていた人は「妊娠をしたら急に顔や太ももが太くなった」と、気になってしまいますよね。ただ、妊婦に無理は禁物です。妊娠初期の激しい運動は赤ちゃんの命の危険があると肝に銘じておきましょう。

妊娠初期のダイエットにおすすめの運動は、ウォーキングです。ウォーキングは全身運動なので「太もも・お腹・顔を引き締めたい」というママにおすすめです。少し早歩きで散歩するつもりで近所を歩いてみましょう。運動効果だけではなく、気持ちがリフレッシュして気分転換の効果も得られるでしょう。

妊娠初期のダイエットにおすすめの運動は、マタニティヨガです。通常のヨガと違って妊婦のための優しい内容となっているので、安心して取り組むことができます。

妊娠中は体重が増えて太る以外にも、むくみが理由で顔や太ももが太くなることもあります。マタニティヨガにはむくみ解消の効果もあるので、むくみに悩んでいるママにもおすすめです。

妊娠初期には、ランニングのように走る運動は、控えたほうがよいです。上で紹介したように、ウォーキングをするようにしましょう。「ウォーキングでは痩せないのでは」と思うママもいるかもしれませんが、しっかりと腕を振って歩くだけでも十分に運動の効果がありますよ。