妊娠初期にげっぷが多い原因は?つわりと関係が?症状と対処法!
【医師監修】妊娠初期に急にげっぷが出始めて戸惑っている妊婦さんも多いはずです。げっぷもつわりの1つですが、どうして妊娠するとげっぷが出るのでしょうか。今回は妊娠初期に起こるげっぷの原因とその症状、そして対処法についてをご紹介します。
妊娠初期にげっぷが起きる原因

妊娠初期はさまざまなつわりの症状で悩む妊婦さんが多いですが、そのうちのひとつが「げっぷ」です。妊娠前はげっぷが全然出なくて悩んだことのなかった妊婦さんでも、妊娠してからげっぷが多く出るようになったという声も少なくありません。ここではげっぷが出る原因をご紹介します。
妊娠初期にげっぷが起きる原因【妊娠初期は身体の変化が激しい時期】
妊娠すると、受精卵が着床を成立させるために2つのホルモンが放出されます。それが「プロゲステロン」という黄体ホルモンと「エストロゲン」です。(※1)これらの女性ホルモンの分泌量が増えることによって、妊娠した妊婦さんの身体にはさまざまな体調の変化が現れます。

「眠気」や「寒気」「倦怠感」など風邪に似た症状から「吐き気」や「げっぷ」など胃腸によって引き起こされるものもあるでしょう。症状は人によって異なりますが、これがいわゆる「つわり」と呼ばれるものです。(※1)
妊娠初期にげっぷが起きる原因【消化器官の変化】
妊娠、出産、妊娠で思っていること
— ちびまま® (@0219_0917) May 24, 2018
おならとげっぷの我慢ができない
妊娠すると「プロゲステロン」という黄体ホルモンの分泌量が一気に増えます。これは、子宮が収縮することを抑えて妊娠を維持していく生理現象のひとつです。しかし、同時に胃腸の機能や腸管の動きを低下させてしまい、消化機能も妊娠前と比較すると衰えます。したがって、げっぷや胃もたれなどの症状が現れやすくなるのです。
妊娠初期にげっぷが起きる原因【おならが出ることもある】
あまり妊娠とは関係がなさそうなおならですが、おならもまた妊娠初期の症状としてよくあることです。腸管の機能が低下することにより、げっぷやおならがよく出ることに悩まされる妊婦さんがいます。もともと女性は便秘に悩まされることが多いものです。

しかし、妊娠すると余計にその症状は悪化しやすく、お腹にガスが溜まりやすくなります。その結果、お腹の中のガスが発酵し、おならが出るという妊娠初期症状も起こりやすくなるというメカニズムです。便秘とおならは密接に関係しています。
おならが出やすいということは、腸内に水分が足りず、腸内でガスが発酵しているということです。したがって、妊娠したら水分を多くとるようにしましょう。
妊娠超初期の兆候のひとつにげっぷがある

妊娠超初期からげっぷの出る妊婦さんもいます。早いと妊娠3週目からげっぷが出やすくなったと感じる妊婦さんもいるようです。ここでは妊娠超初期という早い段階からげっぷが出る症状について、詳しくみていきましょう。
げっぷの症状は、妊娠超初期から起こることも

妊娠が成立したとき、すなわち妊娠超初期から妊婦さんの体内にはあらゆる変化が起きています。妊娠超初期の頃から女性ホルモンの分泌量の変化によって腸の機能が低下するため、げっぷが出やすくなるようです。
げっぷは自然な生理現象のひとつなので、完全にとめることは難しいでしょう。ただし、基本的には妊娠初期にげっぷが出るときの対処法で、多少症状をおさえることができます。
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