妊娠初期に筋トレしても大丈夫?注意点は?スクワットなどの負荷の少ないやり方も!

【医師監修】妊娠初期に筋トレをするメリットや、妊娠初期に筋トレをしてもいい人・ダメな人の特徴を紹介しています。妊娠初期におすすめの筋トレや、妊娠初期に筋トレをする際の注意点、妊娠初期に筋トレをしていた先輩ママの体験談も紹介していますのでチェックしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. 妊娠初期に筋トレをするメリットは?
  2. 妊娠初期に筋トレをしてもいい人は?
  3. 妊娠初期に筋トレをしてはいけない人は?
  4. 妊娠初期の妊婦さんにおすすめの筋トレ方法5選
  5. 妊娠初期の妊婦さんが筋トレをする際の注意点
  6. 妊娠初期の筋トレはどれくらいしてた?〜先輩ママの体験談〜
  7. 妊娠初期の筋トレで体内を活発に!

妊娠初期に筋トレをするメリットは?

妊娠初期とは妊娠15週(妊娠4ヶ月)頃までを指します。つわりや体のだるさなど、妊娠していない時とは違った体の症状が出る時期です。また、赤ちゃんの体ができ上がる大事な時期でもあるため、安静にして過ごす人も多いかもしれません。しかし、妊娠初期でも筋トレをすることは可能です。

ここからは、妊娠初期に筋トレをすることのメリットを紹介していきます。ただし、記事の後半で紹介する通り、筋トレをしてはいけない妊婦さんもいます。実際に筋トレを始める前に確認しましょう。

リエ先生

産婦人科医

妊娠初期はつわりの影響で体がつらい人も多いです。この時期に無理に体を動かす必要はありません。つわりが落ちつき、調子が良くなってくれば、普段通りの生活でよいですが、激しいトレーニングや水泳、ランニングなどはおすすめしません。ストレッチのなかでもスクワットは安産にもよいといわれています。

(妊婦の運動については以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦の運動はOK?ダメな時期もある?効果は?おすすめの運動5選!

ストレス解消になる

妊娠初期はホルモンバランスが変わることにより、感情の起伏が激しくなることがあります。イライラしたり、ストレスも溜まりやすくなったりするのです。妊娠初期に筋トレをして体を動かすことでストレス発散ができ、妊娠初期のつらい時期も楽に過ごすことができるでしょう。

女の子のママ

20代

妊娠初期は食べ物にも気を使うし、つわりで体調も悪いしでストレスたまってたっけ。食べ物でストレスを発散できないから運動するのもいいと思う。

子育て主婦

30代

妊娠中は食事管理や体重管理とか色々考えることがあってストレスたまりがち。ストレス発散方法は知っておいた方がいいよ!スクワットやウォーキングはおすすめ!

妊娠中は制限することも多いため、ストレスを感じやすくなります。適度にストレス発散することは大切ですね。

自宅でできるので具合が悪くなった時もすぐに安静にできる

妊娠初期にできる運動にはウォーキングがあります。しかし、ウォーキングよりも筋トレの方が安全である場合があります。ウォーキング中に具合が悪くなった場合、その場で横になって休むことは難しく、我慢をして自宅まで戻らなくてはなりません。

気軽にできる全身運動としてウォーキングはとても良い運動です。しかし、ウォーキング中に具合が悪くなった時の対応には困るのではないでしょうか。筋トレは自宅でできます。また、具合が悪くなった場合はその場で横になって休むことができます。筋トレは、妊娠初期の妊婦さんにとって、途中で具合が悪くなることを心配せずに行える運動なのです。

血行が良くなる

妊娠中はホルモンバランスが乱れ、お腹が大きくなることで体のバランスや姿勢が崩れるため、妊婦さんは血の巡りが悪くなりがちです。血の巡りを良くするためには、体を温める必要があります。筋トレは血行が良くなり体も温まるため、妊婦さんにも向いている運動といえるでしょう。

妊娠4ヶ月

20代

元々ひどかった肩こりや腰痛が妊娠してからは更に悪化…血行が悪くなってることを実感。大丈夫かと思っていたけど、体の変化についていくのが大変~!

2児のママ

30代

妊娠中のこむら返りがとにかくひどかった!筋トレとかマッサージとか、血行を良くしておけばよかったといつも思う。妊婦さんは妊娠中も、無理のないように体を動かしておくことをおすすめします。

妊娠すると血行が悪くなり、むくみやこむら返りを多くの妊婦さんが経験します。つらい思いをしないように、筋トレで血行をよくしておくといいですね。

赤ちゃんにも良い効果がある