高温期に基礎体温が二段上がりすると妊娠確率が高い?いつ上がる?福さん式で判別しよう!

【医師監修】妊娠を判断する指標に基礎体温があります。その基礎体温が高温期に二段上がりすると妊娠確率が高いといわれています。福さん式と呼ばれ、いつ基礎体温は上がるのでしょうか。基礎体温の変化と妊娠について、先輩ママの体験談やドクターの助言を交えて説明します。

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Contents
目次
  1. 基礎体温とは?
  2. 高温期が続くと妊娠の確率が高まる?
  3. 基礎体温が二段上がりするのはいつから何度上昇する?
  4. 高温期に基礎体温が二段上がりした後に下がる原因は?
  5. 妊娠検査薬で陰性でも基礎体温が二段上がりする原因は?
  6. 高温期に基礎体温が二段上がりした時、妊娠してた?〜体験談〜
  7. 妊娠のセルフチェック方法を紹介!
  8. 基礎体温の二段上がりは妊娠の可能性も!

気温差が著しいなど気象の問題

前日との気温差が著しいなど気象の問題や冷暖房が効きすぎた場合なども、基礎体温が正しく測れない要因となります。

同じ時間に測っていない

基礎体温が二段上がりした後に下がる原因として、同じ時間に測っていない可能性も考えられます。基礎体温は、同じ時間に同じ状況で測るのが好ましいといわれています。しかし、休みの日やつい疲れていて遅くまで寝てしまった翌朝は、いつもと同じ時間に測れないこともあるかもしれません。

このように同じ時間に測れないことで正しい結果が得られない場合があります。

黄体機能不全

二段上がりした基礎体温が下がる原因として、黄体機能不全も考えられるでしょう(※1)。これは、黄体期に分泌するプロゲステロンの分泌量が少なかったり、うまく分泌できない状態を指します。普段、基礎体温を付けていて高温期が短いという人は、黄体機能不全も考えられます。早めに医師に相談するのがいいでしょう。

妊娠検査薬で陰性でも基礎体温が二段上がりする原因は?

福さん式では妊娠すると基礎体温が二段上がりするといわれています。しかし、妊活をしている女性の中には妊娠検査薬では陰性が出たのに、基礎体温が二段上がりしていたという人もいます。では、妊娠していないのに基礎体温が二段上がりになってしまう原因とはどんなものがあるのでしょうか。

細菌やウィルス感染による発熱

妊娠していないにもかかわらず基礎体温が二段上がりしているかのように見える場合は、細菌やウィルス感染による発熱が考えられます。発熱も38℃や39℃になれば気づくでしょうが、37℃などの微熱が続く場合は案外気づかないことも多いのです。

基礎体温が二段上がりしていたのに、妊娠検査薬で陰性が出たという人はその時期に風邪の症状がなかったかどうか思い出してみてください。

ゆっくりと体温が上昇している

基礎体温が二段上がりしていたのに妊娠していない場合は、ゆっくりと体温が上昇しているだけという可能性があります。基礎体温グラフは、きれいに低温期や高温期の差が出る人ばかりではないのです。たまたま、高温期にゆっくりと体温が上昇していただけかもしれません。

生理予定日になって生理が来るかどうかもあわせて確認してみるといいでしょう。

高温期に基礎体温が二段上がりした時、妊娠してた?〜体験談〜

高温期に基礎体温が二段上がりすれば妊娠の可能性が高いとわれています。実際に妊娠した先輩ママたちはどうだったのでしょうか?みなさんの体験談を紹介します。参考にしてください。

二段上がりでも妊娠していなかった

ベビ待ち

20代後半

前からベビ待ちで基礎体温つけて病院にも通っていたのですが、二段上がりしていた時があって「これは来た!」と思ったんですが、残念ながら次の生理予定日にはしっかりと生理が来ました。

基礎体温グラフが二段上がりになっていても、生理予定日に生理がきてしまうこともあるようです。ただし、少量の出血であれば妊娠の可能性もあります。妊娠検査薬なども一緒に試すといいかもしれません。

わかりにくいけど二段上がりになっていた