高温期に基礎体温が二段上がりすると妊娠確率が高い?いつ上がる?福さん式で判別しよう!

【医師監修】妊娠を判断する指標に基礎体温があります。その基礎体温が高温期に二段上がりすると妊娠確率が高いといわれています。福さん式と呼ばれ、いつ基礎体温は上がるのでしょうか。基礎体温の変化と妊娠について、先輩ママの体験談やドクターの助言を交えて説明します。

専門家監修 | 産婦人科医 リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。

目次

  1. 基礎体温とは?
  2. 高温期が続くと妊娠の確率が高まる?
  3. 基礎体温が二段上がりするのはいつから何度上昇する?
  4. 高温期に基礎体温が二段上がりした後に下がる原因は?
  5. 妊娠検査薬で陰性でも基礎体温が二段上がりする原因は?
  6. 高温期に基礎体温が二段上がりした時、妊娠してた?〜体験談〜
  7. 妊娠のセルフチェック方法を紹介!
  8. 基礎体温の二段上がりは妊娠の可能性も!

基礎体温とは?

基礎体温という言葉は、女性なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。基礎体温は人間が生きていく上で、最低限必要なエネルギー消費をしている時の体温を指します(※1)。最近では基礎体温を測ることは妊活の第一歩として捉えられていますね。

しかし、基礎体温を測るには基礎体温用の体温計が必要となります。また、測り方も普段のように脇の下で測るのではなく、舌の裏で体温を測ります。体温を測る時間は、朝起きた時です。寝起きに布団の中で安静にして測るようにすると安定した基礎体温を記録することができます。

妊娠を希望していない女性でも、自分の生理予定日を把握したり健康管理に役立つものです。ぜひ一度基礎体温グラフをつけてみてください。

(おすすめの基礎体温計は以下の記事を参考にしてください)

基礎体温計のおすすめ!人気の15商品を紹介!正しい測り方も教えて!

基礎体温とは生理周期に合わせて変化するもの

基礎体温とは、生理周期に合わせて変化するものです(※2)。生理周期とは月経期、卵胞期、排卵期、黄体期の4つに分かれます。生理周期は人によって違いますが、25日から38日周期の中に入る人がほとんどです。通常であれば25日から35日の間に月経期、卵胞期、排卵期、黄体期と遷移して、それを繰り返していきます(※2)。

月経期とは生理が来ているおよそ7日間のことを指します。卵胞期は卵巣で卵胞を育てる時期のことです。主にエストロゲンというホルモンが多く分泌される時期でもあります。続いて訪れる排卵期は、卵胞期を経て育った卵子が卵巣の外に飛び出す時期です。また、育った卵子が外に出る日のことを排卵日といいます。これは妊活にもよく出る言葉ですね。

次に、黄体期に入るとプロゲステロンというホルモンが多く分泌される時期に入ります。こうして、基礎体温は4つの周期によって変化していくのです。

基礎体温とは低温機と高温期の2つに分かれる

基礎体温とは低温機と高温期の2つに分かれます。

妊活をしたことのある人であれば、低温期と高温期という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。基礎体温は、基本的に低温期と高温期という2つの期間です。低温期と呼ばれているのは、先ほど紹介した月経周期の中で月経期、卵胞期、排卵期の3期間です(※2)。

その次に訪れる黄体期は高温期と呼ばれ、低温期との体温の差が0.3℃以上になると言われています(※2)。ただし、基礎体温をしっかり測ったとしても低温期と高温期の見分けが付きづらい人も多く、注意が必要です。きれいに二段階のグラフにはならないことの方が多いのです。

ジグザグとしたグラフをみて「なんとなく低温期と高温期に分かれているかも?」と判断しずらい人もいるかもしれません。必ずしもきれいな二段のグラフになるわけではありません。安心してくださいね。

(基礎体温グラフで悩んでいる人は以下の記事も参考にしてください)

基礎体温がガタガタ…!原因や改善する方法は?ガタガタでも妊娠できる?

基礎体温とは排卵予測や生理予定日の管理に役立つ

基礎体温とは排卵予測や生理予定日の管理に役立ちます。

毎日測定した基礎体温を手書きでグラフにしていくのが一般的ですが、最近では基礎体温管理アプリなどもあります。また、体温計によってはおよそ1カ月ほど体温の記録を保存し、その後アプリと連携して管理してくれるものもあります。

忙しくて続くか不安な人は、こういった体温計を使うなど工夫をしてみるといいでしょう。「生理予定日になっても生理がこない…」という生理不順の人も、一度自分の体調管理のために基礎体温の測定を始めてみると、いいかもしれません。

基礎体温は毎日同じ時間に測るのがいい

基礎体温は毎日同じ時間に測るのがいい、といわれています。また、寝起きに布団の中で安静にした状態でさっと測るのもポイントですよ。

続けることが大事です。神経質になり過ぎる必要はありませんが、同じ時間に測ることで正確なデータに結び付くということも覚えておきましょう。

高温期が続くと妊娠の確率が高まる?

基礎体温は高温期と低温期の2つに分かれます。高温期が続くと妊娠の確率が高まるといわれています。妊活をしている人にとっては、ひとつの目安になるでしょう。高温期とは、4つの生理周期の中の黄体期と呼ばれる時期のことでした。排卵期との次にやってくるのが黄体期で、妊娠の可能性が1番高いと言われています。

この時期に妊娠すると体内でプロゲステロンというホルモンを分泌し続けることになるため、黄体期が過ぎても体温が下がりません(※1)。基礎体温が16日以上続いているようなら。妊娠の可能性が高いでしょう。

妊娠検査薬なども併用して確認してみてください。ただし、妊娠検査薬も必ずというわけではありません。「もしかして…」と思ったら早めに医師に相談してみるのがいいでしょう。

リエ先生

産婦人科医

基礎体温の高温期は通常は2週間以内のことが多いです。数日の誤差を踏まえても、3週間高温期が続く場合には、まず妊娠を疑います。

(高温期については以下の記事も参考にしてください)

高温期はいつからいつまで?平均期間は?基礎体温が下がるのはいつ?

基礎体温が二段上がりするのはいつから何度上昇する?

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