高温期に基礎体温が二段上がりすると妊娠確率が高い?いつ上がる?福さん式で判別しよう!

【医師監修】妊娠を判断する指標に基礎体温があります。その基礎体温が高温期に二段上がりすると妊娠確率が高いといわれています。福さん式と呼ばれ、いつ基礎体温は上がるのでしょうか。基礎体温の変化と妊娠について、先輩ママの体験談やドクターの助言を交えて説明します。

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Contents
目次
  1. 基礎体温とは?
  2. 高温期が続くと妊娠の確率が高まる?
  3. 基礎体温が二段上がりするのはいつから何度上昇する?
  4. 高温期に基礎体温が二段上がりした後に下がる原因は?
  5. 妊娠検査薬で陰性でも基礎体温が二段上がりする原因は?
  6. 高温期に基礎体温が二段上がりした時、妊娠してた?〜体験談〜
  7. 妊娠のセルフチェック方法を紹介!
  8. 基礎体温の二段上がりは妊娠の可能性も!

先輩ママ

30代前半

妊娠がわかった時には「え?」と驚きましたが、自宅に帰ってから基礎体温グラフをよく見ると、とてもわかりづらいのですが、確かに二段上がりになっていました。もともとグラフがガタガタでわかりにくいタイプだったので、自分でも全然気づかなかったです。

基礎体温は人によっては低温期や高温期の差がわかりづらく、終始グラフがガタガタの人も多くいます。しかし、そういった場合でも妊娠発覚後にグラフをよく見ると、わかりにくくはあるものの二段上がりになっているケースもあります。福さん式を一つの指標としてみるのもいいですね。

妊娠のセルフチェック方法を紹介!

「妊娠してるかも?」と感じた時に、気軽に試せる妊娠のセルフチェック方法について紹介します。もしかしたら…という時のために、妊娠のセルフチェック方法を覚えておいてください。

妊娠検査薬を使う

妊娠しているかどうかのセルフチェックとして、妊娠検査薬を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。妊娠検査薬はドラッグストアなどで気軽に購入でき、値段も500円前後で購入することができます。使い方は、尿をかけて数秒待つだけです。

ただし、人によっては妊娠しているのに妊娠検査薬では陰性と出ることもあります。そのため、妊娠検査薬だけで妊娠しているかどうかを判断するのはおすすめしません。少しでも可能性があるようなら、まずは医師に相談してみるのがいいでしょう。

高温期が16日以上続いている

妊娠のセルフチェック方法として、高温期が16日以上続いているかをチェックしてみるのもおすすめです。基礎体温を付けている人は「あれ?」と思った時から16日以上高温期が続くようなグラフになっていないかをチェックしてみてください。ただし、基礎体温グラフも風邪などの発熱や気温の変化などで変わることもあるため、注意しましょう。

ひとつだけで判断せずに複合的に判断することが大切といえるでしょう。

生理が来ても1~2日で終わってしまう

生理が来ても1~2日で終わってしまったり、生理といえないような少量の出血だった場合には妊娠の可能性があります(※4)。ほかのセルフチェック項目と合わせて複合的に判断してみてください。

体調の変化をチェックしてみる

妊娠を疑う時は、ここ1か月くらいの自分の体調の変化をチェックしてみましょう。妊娠から1カ月以内に起こる体調の変化として、お腹の張りや便秘、頻尿などがあります。また、乳首に痛みを感じたり、食べ物の好みが変化する場合もあります。生理予定日になっても生理がこない場合は、妊娠の可能性があるでしょう。

妊活をしている人であれば、体調の変化を普段から基礎体温アプリや手帳などにメモしておくといいでしょう。毎回、妊娠検査薬を使うのも…という人は、検査薬がなくてもできるセルフチェックから始めてみてくださいね。

たとえ妊娠1カ月目でも女性の身体の中では変化が起こっています。体調がすぐれない時や心配な時は早めに医師に相談するようにしましょう。

基礎体温の二段上がりは妊娠の可能性も!

高温期に基礎体温が二段上がりになったら、妊娠の可能性が高いことがわかりました。たとえ、生理予定日に生理が来てしまった場合でも、出血が少量であれば妊娠している可能性があります。「あれ?」と思ったら、妊娠検査薬を試し医師に相談するようにしましょう!